真っ赤なホッペで華麗に揺れる  頬紅えにしだ

マメ科
エニシダはヨーロッパに分布し、古くから最も広く栽培されてきた植物のひとつ。
日本には中国を経由して江戸時代の初めに渡来している。
黄色の沢山の花をつけて垂れ下がり、「金雀花」「金雀枝」(エニシダ)は夏の季語になっている。



ホオベニエニシダ1884年にフランスのノルマンジーで発見された。
基本種との交配によって多くの園芸品種を生み出す交配親として重要な品種。

19日に行った病院の花壇の真ん中で、春風をうけて軽やかに揺れていた。
派手な彩りだけれど、鉢植えのせいか株もそんなに大きくはなく、他の緑の中で、病人のうんざりした心を元気付けてくれているような。