2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ひさかき(非榊、姫榊)の花

ヒサカキ ツバキ科ヒサカキ属 高さ3〜10mの常緑小高木。雌雄異株。 昔から、榊として神前に、お花として仏前に供えられた。 久しぶりに山に入った。おついたち(お一日)が近いせいかシャシャキ(この辺りでは、ヒサカキのことをシャシャキと呼んでいます)…

イチョウウキゴケ 

やまならし(山鳴らし)の花穂

ヤマナラシ(別名:ハコヤナギ、ホトケギ) ヤナギ科ヤマナラシ属 高さ約25mの落葉高木。 葉柄が細長く扁平で、風に吹かれてさわさわと音を立てるのでこの名がある。 有馬富士公園での植物観察会に参加した。 JR新三田駅を出発して、道沿いの川、田、湿地…

ふらさばそう

フラサバソウ ゴマノハグサ科 ユーラシア原産の二年草。 和名は植物学者フランシェとサバチェ両氏の名から。 isbn:4062115999「野草見分けのポイント図鑑」より A.R. フランシェ (Adrien René Franchet, 1834年〜1900年) パリの国立自然植物館顕花植物部門な…

のみのふすま(蚤の衾)

ノミノフスマ ナデシコ科 高さ5〜20cmの一〜二年草。日本全土の湿った水辺、水田などに生える。 葉や茎に毛がない。 葉は柄がなく、長さ1cm前後。和名は、この小さい葉を蚤の夜具に見立てたもの。 気温が高く、ヒガンザクラが急に開いた。水仙や沈丁花の香り…

すぎ(杉)

スギ スギ科スギ属 高さ50mになる常緑高木。 本州、九州、四国の山に生えるが、優れた建築材として古くから植林が行われた。 良い立地に植えられると成長が早く、大木になる。 屋久島の樹齢数千年といわれるスギは、日本で最高齢の樹木と考えられている。 近…

ビオラ

ビオラ スミレ科 ヨーロッパ原産の一年草。花径約2cmほどの小輪のパンジー。 性質も強く、花色も豊富、花数も多いので、春の花壇に人気がある。 しばらく家を留守にして帰って見たら、庭がすっかり春の様相に変わっていた。 寒さが厳しく長かったせいで、今…

ゆきわりいちげ(雪割一華)

ユキワリイチゲ(別名:ルリイチゲ) キンポウゲ科 高さ10〜35cmの小形の多年草。雑木林や竹林の林縁、林床の肥えた湿っぽい場所に生える。 初冬に新葉を出して冬を越し、早春に花が咲く。 神戸市立森林植物園の「樹木観察と健康茶をつくろう」というイベン…

くり(栗)の冬芽

クリ ブナ科 夕方の気象情報で、「今日は春霞の一日でした。」と言っていた。 向かいの山は一日中白くかすんでいた。黄砂とも違う色具合だし、花粉だろうかと近所の人たちと話した。近所の誰もが、洗濯物を外に干さなかった。 私の中で「春霞」と言う言葉に…

べにがく(紅額)の冬芽

ベニガク ユキノシタ科 ガクアジサイの園芸品種の一つ。不完全花は白から次第に紅色になり終わりは濃紅色になる。 春本番の天候とか。朝から穏やかな暖かさだった。 アジサイの鉢植えの植え替えをした。 去年の森林植物園での講習で、 青花はピートモスPH4…

とうげしば(峠芝)

トウゲシバ ヒカゲノカズラ科 高さ10〜20cmの小形の常緑多年草。腐植の多い山地に生える。 朝から気温が高く、春の陽気が感じられる日和になったので、近くのハイキングコースを歩いた。 2〜3人連れや、単独や、どの人も嬉しそうな明るい顔で「こんにちは。…

神戸電鉄 木曜ハイキング「相談ヶ辻・しあわせの村コース」

神戸電鉄主催の木曜ハイクに参加。所要時間の目安は、休憩時間を除いて1時間40分。 今日も「マップ片手にフリーハイキング」で、しかも2月に神戸市民山の会で歩いたコースと重なる所もあって余裕の気分。 で、駅で今日のコースマップと参加シールをもらい、…

うりはだかえで(瓜膚楓)の冬芽と実

ウリハダカエデ カエデ科カエデ属 高さ10〜20mの落葉高木。山地の林内に生える。 若木の樹皮がマクワウリの模様に似ていることからの名。 果実の種子の部分は球形にふくらむ。 午後から北風が強くなって、黄砂も吹き飛んだ様なので2時間半ほどの山歩きに出た…

もも(桃)の冬芽

モモ バラ科サクラ属 中国原産の落葉小高木。果実は食用、薬用として利用され、花は観賞用として発達し多くの園芸品種が作られた。 一般に果実を食用とするものをモモ、観賞用のものをハナモモと総称するが、植物学上の差異はない。 冬芽は毛が多い。一年枝…

やまこうばし(山香ばし)の冬芽

ヤマコウバシ(別名:ショウブノキ、ヤマコショウ) クスノキ科クロモジ属 山地に生える高さ4〜6mの落葉低木。枯れ葉が春まで枝に付いている。 クロモジ属の中でヤマコウバシだけは花芽が見えない。 雌雄異株。枝や葉に香りがある。 2時間半ほどの里山歩きを…