2008-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ごうそ

ゴウソ カヤツリグサ科 高さ40〜70cmの中形の多年草。田の畦、明るい湿地、河原などに生える。 山裾の細い流れの傍には、今いろいろなスゲ類が花穂をつけている。似ているようで、よく見ると何処か違っていたりして私には区別がつかず、従って名も分からずた…

かなびきそう

カナビキソウ ビャクダン科 草丈10〜20cmの小形の多年草。日当たりの良い道ばたなどに生える。 半寄生性で、根の先で他の植物に吸着して養分をとる。 今日は朝から曇り空で、一昨日と昨日のばてそうな暑さが和らいだ。 友人と近くの山を3時間近く歩いた。山…

せんぼんやり(千本槍)の実

センボンヤリ キク科 植物観察会に参加。駅から舗装道路をしばらく歩いて、山に入った。木の下に入ったとたんに、汗がひいていくのがわかった。 緑の木々の隙間から、紫色の桐の花が見え隠れしてきつい上りの励ましになった。 4月21日に花をアップしたセンボ…

かまつか(鎌柄)

カマツカ(別名:ウシコロシ、ウシノハナギ) バラ科 高さ2〜5mの落葉小高木。材は丈夫で、弾力があり硬く、鎌や鍬の柄に使われた。別名は、牛の鼻輪に使われたことから。 秋につく実は、甘酸っぱくて食べられる。 五月晴れの爽やかな天気。緑の中に、カマツ…

なわしろいちご(苗代苺)

ナワシロイチゴ バラ科 つる性の落葉低木。山野の林縁や道ばた、草原に生える。 果実は6月頃に赤く熟し、食べられる。 南斜面の土手に、ノイバラの白い花と並んで咲いていた。よじ登って、ずり落ちそうになるのを踏ん張って撮った。この頃、脚の痛みがいくら…

まむしぐさ(蝮草)

マムシグサ サトイモ科テンナンショウ属 花好きの友人が自生のマムシグサを見たいというので、わんさか生えている場所に案内した。 太い茎を見て「ひゃ〜!蝮そっくり。」と悲鳴をあげた。落ち着くと、そこは花好きのこと、苞をつまみあげて中を覗き込んだり…

かきのはぐさ(柿之葉草)の蕾

カキノハグサ ヒメハギ科 去年の6月に花をアップしたカキノハグサが、そろそろ姿を現している頃ではないかと様子を見に行った。葉もまだ小さく、初々しい感じで小さな蕾をつけていた。 カキノハグサの生える雑木林は相変わらず穏やかなたたずまいで、気持ち…

ひめはぎ(姫萩)

ヒメハギ ヒメハギ科 長さ10〜30cmの小形の多年草。乾いた草原の日当たりの良い場所に生える。 ヒメハギは、山の中の、痩せ地ゆえに木の育っていない日当たりの良い場所や、山道の傍の乾いた草むらに生えている。葉も花も1cmあまりだし、茎も15cmほどで小さ…

つるぐみ(蔓茱萸)

ツルグミ グミ科 つる性の常緑低木。本州中部以西、四国、九州に分布する。 林縁、照葉樹林に生える。 赤く熟した果実は食べられる。 昨日の午後から急に晴れて、風も強く吹き、それが今日の午前中続いた。午後、山に行ったら、腕より太い枯れ枝が道に落ちて…

なわしろぐみ(苗代茱萸)の実

ナワシログミの実 07年11月に花をアップしたナワシログミの実が、山道の縁で紅く熟れている。美味しげなのをつまんで、くっついている萼筒の残骸をぴっと取ってから口に入れる。 ナツグミに比べると、皮が厚くてざらつき、味はあまりほめられないが、山歩き…

神戸電鉄 木曜ハイキング「有馬温泉癒しの森コース」

第5回木曜ハイク マップ片手にフリーハイキングに参加。約5kmで所要時間の目安は、休憩時間を除いて約1時間50分。 有馬温泉駅の改札を出た所で、今日のマップと参加シールをもらった。シールを台紙に貼り付け、上着を脱いで出発。去年の11月に紅葉を見に来…

ぎんらん(銀蘭)

ギンラン ラン科 山地や丘陵の木陰に生える多年草。高さ10〜45cm。 こんな所に、と思うような場所に毎年出てきて咲く。ここを歩くのは地元のハイカー位だから、盗掘もされないのか。先日も近所の人と、「今年も咲いたよ。」と情報交換したばかり。20cm足らず…

もちつつじ(餅躑躅)

モチツツジ ツツジ科ツツジ属 高さ0.7m〜2mの半常緑低木。本州中部、四国に分布し、山野の林縁などに生える。 新芽や萼、花柄に腺毛が密生しねばねばしていることからの名。 朝から青空と風の爽やかな皐月晴れ。山の緑も盛り上がってきた。 今日の山道は、片…

やまつつじ(山躑躅)

ヤマツツジ ツツジ科ツツジ属 高さ1〜4mの半常緑低木。明るい林内、林縁など日当たりの良い場所に生える。 靴の足慣らしのつもりで、近くのハイキングコースを歩いた。急な斜面、沢、落葉たっぷりの平坦な道など変化に富んだコース。沢の横の新緑の斜面で、…

花壇

連れ合いの胃カメラ検査に付き添って病院へ行った。検査だけで付き添う方も恥ずかしいが、去年帰途にしんどくなったので自信が無いらしいし、こちらもいささか心配なので。 今回はうまく飲み込めて、楽だったらしい。患者が上手になったのか、医師の腕が上が…

くさのおう(草の黄、瘡の王)

クサノオウ ケシ科 草丈30〜70cmの二年草。茎は直立し、先に数個の花をつける。 茎や葉は傷つけると黄色の汁液が出る。この汁は皮膚病、痛み止めなどに薬効があるが、猛毒が含まれるので、口にしてはいけない。 神戸市立森林植物園での植物観察会に参加した…