くさのおう(草の黄、瘡の王)

クサノオウ

ケシ科
草丈30〜70cmの二年草。茎は直立し、先に数個の花をつける。
茎や葉は傷つけると黄色の汁液が出る。この汁は皮膚病、痛み止めなどに薬効があるが、猛毒が含まれるので、口にしてはいけない。



神戸市立森林植物園での植物観察会に参加した。
今日は神戸電鉄北鈴蘭台駅から出ている無料送迎バスを利用した。森林植物園に近づくと新緑の木々の中にウワミズザクラが白くふわふわと咲いている。バスの窓からの風景もまた違う良さがある。


観察会は聴いて、見て、考えて、書き込んでの2時間で、ゆっくり花を楽しんだり写真を撮ったりの余裕は全く無い。会が終わった後、昼食を済ませて帰ろうというお仲間と一緒に、持ってきたおにぎりで空腹を満たし、次のバスの時間までの30分間ほどで、初めて見たクサノオウの生えている場所に戻って、写真を撮った。
あと1時間後のバスにしてゆっくりまわって見たいと思っていたが、雲がどんどん厚くなって、蒸し暑くあやしい空模様になってきたので早めに帰った。帰宅してまもなく雨が降りだした。