2009-09-01から1ヶ月間の記事一覧

いわしゃじん(岩沙参)

イワシャジン キキョウ科ツリガネニンジン属 本州の東北地方〜関東地方の限られた地域に分布する。 山地の湿り気のある岩場に生える多年草。茎は下垂し、細い葉は互生する。 鉢植えのイワシャジンが花をいっぱいつけた。細長い茎に、細長い葉、細長い花柄に…

あきちょうじ(秋丁子)

アキチョウジ シソ科 岐阜県以西〜九州の山地の半日陰に自生する多年草。 草丈70〜100cm。 アキチョウジが満開で、沢沿いの木陰で爽やかな薄紫色が広がっている。 今日は風があって暑さもいくらかマシなので、山歩きした。20日のハイキングが応えたのか、一…

ひがんばな(彼岸花)

ヒガンバナ(別名:マンジュシャゲ)07年9月23日up ヒガンバナ科ヒガンバナ属 中国原産の帰化植物。日当たりの良い田の畦や土手に生える多年草。 昨日、植物観察会に参加した。山里の田の道も今どきはみな舗装され、時折は軽トラックが走る。 真夏に後戻りし…

しゅうぶんそう(秋分草)

シュウブンソウ キク科 高さ50cm〜100cm位の多年草。山地の日陰の林内に生える。 これだけ休日が続くと、今日が何故休みなのか分からなくなってしまう。 明日は秋分の日。シュウブンソウも咲いているのではなかろうかと気になり、今にも降りそうな空模様を気…

神戸市民山の会(清流に沿って)

第735回神戸市民山の会のハイキングに参加した。 「有馬三山」という言葉をよく聞く。本を見ると、超健脚コースと紹介されている。 その一つの湯槽谷山は、よそ者の私にとってまず読み方が分からなかったことから名前を知った。 「ゆぶねだにやま」と読むら…

さわぎきょう(沢桔梗)

サワギキョウ キキョウ科ミゾカクシ属 高さ50〜100cmの多年草。日当たりの良い湿原や水辺に生える。 近くの池のほとりにサワギキョウが咲いていた。もう殆んどてっ辺のほうまで咲き上っている。 一昨年訪ねた池の湿地に毎年沢山咲いてきれいだから、と教えて…

バッタの脱皮

帰り道の道端のフェンス。こんな所で大丈夫?見ているうちに後ろ足が出て身体が曲がってきた。見続けたかったけど太陽さんさん、心身お疲れ。「がんばれ」と声をかけて家に向かった。 森林植物園での植物観察会に参加した。いまいちしっくりこなかった会だっ…

やぶみょうが(藪茗荷)

ヤブミョウガ ツユクサ科 関東以西の本州〜九州に自生する。 高さ40cm〜1m。林内や藪に生える多年草。 葉の形がショウガ科のミョウガに似ていることからの名。 ヤブミョウガの生えているこの場所は、30年前ここに移り住んだ頃は、山から流れ出る澄んだ水に小…

あくしば(灰汁芝)の実

アクシバ ツツジ科 高さ15〜50cmほどの落葉小低木。 広葉樹林の林縁に生える。赤い実は食べられる。 初夏の頃沢山の花をつけたアクシバ。実を楽しみにしていたのに一つも生らなかった。 今年もお目にかかれないかと思っていたら、今日、日当たりの良い斜面の…

神戸市立森林植物園の自然観察講座

以前から申し込んでいた「秋草と萩めぐり」の自然観察講座に参加した。 朝から今にも雨粒が落ちそうな曇り空。幸い午前中は時折傘を開く程度の雨で、足もとの良さそうな道を選んで下さった事もあって洋服も濡れず、楽しい2時間を過ごさせていただいた。 駐車…

ハスの実

「熟すと茎が折れて、種子が落ち芽を出す」と、通りかかった方が教えて下さった

しあわせの村での食事会

太極拳のグループで昼食会という事で、しあわせの村に行った。 ハイキングの途中で寄った事は何回かあるが、しあわせの村そのものを目的に来たのは初めてで、ちょいとお洒落をしての散策は、ハイキングとはまた違う心地よさだった。 白い小さな地味な花をび…

みつばあけび(三葉木通)の実

ミツバアケビ アケビ科アケビ属 山野の雑木林に見られるつる性の落葉樹。雌雄異花。 若芽と果実は食用に、つるはかごを編んだり細工物の材料にする。 昨日までの暑さが少し和らいだ。ススキの穂やオミナエシや萩の花が風に揺れ、山はすっかり秋の気配だ。 木…

うど(独活)の花

ウド ウコギ科 山野に自生する高さ1〜2m余になる大形の多年草。 春の若芽は、古くから山菜として賞味された。 茎の軟化栽培は江戸時代から行われ、市場に出ている。 春の味覚のウド。酢味噌で食べる食感は他の物には変えがたい。 が、一年に一度食べられた…

つちあけび(土木通)の果実

ツチアケビ(08年8月12日up) ラン科 葉緑素を持たない腐生植物。山地の落葉樹林に自生する。 暑さが続いている。昨日は曇って蒸し暑かった。今日は朝から太陽ぎらぎらなので、山の中の木陰の道を選んで2時間半ばかり歩いた。 健康維持が目的の山歩きだから…

なんばんはこべ(南蛮繁縷)

ナンバンハコベ ナデシコ科 長さ2mくらいになるつる性の多年草。 長いつるや、特異な形の花や実の様子から、異国風の事柄を指す「南蛮」という名が付いたが、日本在来の野生種である。 実は黒く熟す。 ナンバンハコベは谷川沿いの道の草むらに、いろいろな…