2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧

やぶがらし(藪枯らし)

ヤブガラシ(別名:ビンボウカズラ) ブドウ科 道ばたや藪などに自生するつる性の多年草。繁殖力が大変強く、藪を枯らしてしまうほど生い茂ることよりの名。 淡緑色の4枚の花弁は開花とともに脱落する。 雨で元気になった草むらにオレンジ色の花が見えた。毎…

よこぐらのき(横倉の木)

ヨコグラノキ クロウメモドキ科 和名は高知県の横倉山で初めて発見されたことによる。 絶滅危惧種に指定されている県が多い。 暑さをものともせず(?)植物観察会へ。山の中も蒸し暑かった。 覚えきれないほどの木や草を教わったが、今日の一番はオレンジ色…

やまうるし(山漆)の実

ヤマウルシ ウルシ科ウルシ属 山野の林縁や林内に生える。高さ3〜8mの落葉小高木。 雌雄異株。葉の全体に毛がある。 樹液にさわるとかぶれる。秋の紅葉が美しい。 ヤマウルシが道の方にのび出して、実をぶら下げていました。 緑色の実は毛がびっしりで、これ…

のうぜんかずら

ノウゼンカズラ(古名:乃宇世宇 のうせう) ノウゼンカズラ科 中国原産のつる性落葉樹。茎から付着痕をのばして這い上る。 平安時代には渡来し、薬用として栽培されていた。 凌霄花(のうぜん)は夏の季語。 朝方土が湿る程度の雨。一日中晴れたり曇ったり…

 7月16日の里山

暑くて動きたくないけど、近所のお仲間に「サボるとしんどいよー。」と励まされて午後から山へ。 見晴らしの良い場所へ上って見ると、山の稜線が久しぶりにくっきりと見えた。 近畿地方は梅雨明けとか。湿度が下がっているのだろうか。 蒸し暑さよ さような…

あいのこのうぜんかずら (?)

アイノコノウゼンカズラ ノウゼンカズラ科 ノウゼンカズラとアメリカノウゼンカズラの雑種 歯医者の帰り道。病院の広い駐車場に5〜6mほどの高さの木が曇り空の下で鮮やかな朱色の花をつけていた。 濃い色の花を遠くから見て、アメリカノウゼンカズラかと思い…

イソノキ

イソノキ クロウメモドキ科 イソノキは日ごろよく歩く山のところどころに生えている。 太陽がかんかん照りの痩せて乾いた所、山裾の道沿い、沢沿い。一体どんな場所が好きなんだろう。 去年の夏、赤や黒の実がきれいな木を見つけて、どんな花が咲くだろうと…

とちばにんじん(栃葉人参)の実

トチバニンジン ウコギ科 高さ50〜80cmの多年草。山地の肥えた林下に自生する。 葉がトチノキに似て、全体がチョウセンニンジンに似ることからの名。 根は竹のような節のあることから、漢方ではチクセツニンジンと呼ばれる。 トチバニンジンがそろそろ実をつ…

ひめがま(姫蒲)

ヒメガマ ガマ科 高さ80〜130cmの多年草。湿地や沼地、川の底から直立して生え、群生する。 上につく雄花穂は長さ10〜30cm、下につく雌花穂は6〜20cmで、花穂間が離れていて軸が見える。 花粉は漢方薬になる。茎や葉はすだれ、かご、むしろなどの材料になる…

えぞみそはぎ(蝦夷禊萩)

エゾミソハギ(別名:ボンバナ、ショウロウバナ) ミソハギ科 山野の湿地に生える多年草。草丈50〜120cm。 盆の仏前に供える切り花として用いられる。 ミソハギとの見分けは、茎葉が茎を抱くように付くこと、茎や葉に細かい毛が付くこと。 灘浜サイエンスス…

かわらまつば(河原松葉)

カワラマツバ アカネ科 草丈30〜80cmの多年草。山野の乾いた草地や河原、土手などに生える。 長さ2〜3cmのマツに似た葉は8〜10枚が輪生する。 このところ蒸し暑い天候が続いて、気分も体もシャンとしない。気象情報では真夏の天気と言っているけど、真夏にな…

うすばひょうたんぼく(薄葉瓢箪木)

ウスバヒョウタンボク スイカズラ科 近畿以西の本州、四国、九州(宮崎、大分)の落葉広葉樹林の低木層に自生する。 自然環境の変化により減少し、各県で絶滅危惧植物に指定されている。 赤い実は有毒。 G8 環境大臣会合関連行事として、今、神戸森林植物園…

すいれん(睡蓮)

スイレン スイレン科 スイレンの栽培は、古代のエジプトに始まり、それはナイル川に自生していた熱帯スイレンを用いたものであった。 今日、普及しているスイレンの園芸品種は、19世紀末にフランスで改良されたものから発達している。 〜 属名のニンフェエア…

神戸市立森林植物園*1のあじさい

6月14日からあじさいまつりが始まっている。(本当のイベント名は「森の中のあじさい散策」。でも、ここらでは「あじさいまつり」の方が通りがいい。) 梅雨の晴れ間の今日は暑くなるという予報だった。アジサイを見るにはどうかとも思ったが、ハイキングを…