2009-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ひめかんすげ(姫寒菅)

ヒメカンスゲ カヤツリグサ科 高さ10〜50cmの常緑多年草。やや乾いた林内、岩の上に生える。 花期は3〜6月。頂小穂は雄性、側小穂は雌性。 葉は扁平でかたく、ざらつく。 近くの山を2時間ほど歩きました。道の片側は谷川、反対側は大きな岩がそそり立ってい…

みやまうずら(深山鶉)の葉

ミヤマウズラ ラン科シュスラン属 林内に生える常緑多年草。葉の表面に、ウズラの羽模様に似た白い網目状の模様がある。 花期は8〜10月。 先日ごみ拾いをした林に行って見た。あぁ〜また…。 去年くらいから、ここにモトクロスバイクが入ってきだした。 近く…

からすざんしょう(烏山椒)の冬芽

カラスザンショウ ミカン科サンショウ属 山地の二次林や沿海地に生える落葉高木。若い枝には棘があり、古い幹の棘は落ちていぼ状に残る。 山の中に通る道路の下の谷に、大きなカラスザンショウが群生しています。枝や冬芽の観察に絶好のロケーションというこ…

あかがし(赤樫)

アカガシ(別名:オオガシ、オオバガシ) ブナ科コナラ属 高さ20mほどになる常緑高木。 材に赤みがあるのでこの名がついた。堅くて強く木目が美しいので、器具、建築材などに利用される。 葉は長楕円形で殆んど鋸歯がなく、葉先がとがっている。 ドングリは…

もくげんじの実

モクゲンジ(別名:センダンバノボダイジュ) ムクロジ科モクゲンジ属 高さ10mくらいになる落葉高木。 中国や朝鮮半島に分布し、日本では本州の日本海側などに自生するが、本来の野生のものか、栽培種が野生化したものかわかっていない。 風船のように膨ら…

やまぐるま(山車)の果実

ヤマグルマ(別名:トリモチノキ) ヤマグルマ科ヤマグルマ属 高さ20m位になる常緑高木。山地の沢沿いなど、空中湿度の高い岩場の林に生える。 葉が枝先に車輪状につく。 樹皮から鳥もちが採れる。 この果実は種子が飛び出した後のものです。面白い形をして…

はくさんぼく(白山木)の新芽

ハクサンボク スイカズラ科ガマズミ属 昨日、洞川湖の梅林に行った帰りに神戸市立森林植物園に立ち寄った。というか、近道がしたくて突っ切った。それに、車道を歩くより樹木の中をのんびり歩く方が気分がいい。西門から入って、日本針葉樹林区の中の道を木…

さるここっか

サルココッカ ツゲ科 日陰、半日陰で丈夫に育つ常緑小低木。庭植え、花壇の縁取りなどに利用される。 花は雌雄異花で、雌花を取り囲むように雄花が咲くが、雌雄どちらも花びらがない。 花には芳香がある。実は熟すと黒色になる。 神戸市立森林植物園での植物…