2008-08-01から1ヶ月間の記事一覧

まつかぜそう(松風草)

マツカゼソウ ミカン科マツカゼソウ属 山地の日陰に生える多年草。高さ50〜80cm。 日本に野生するミカン科の中で、唯一の草本。 杉林の中は静かで、いつも薄暗い。高い高い枝の先から時折日が射すが、薄日の今日は地上まで届かない。いつもにも増して薄暗く…

ががいも(蘿芋)

ガガイモ ガガイモ科 去年の9月6日にアップしたガガイモはクズに覆い被さられていた。 今年違う場所で見たガガイモは、他の草に覆いかぶさっている。ススキも迷惑そう。ここは道路から少し外れているので、刈り取りを免れるかもしれない。今年は熟した実を見…

ままこな(飯子菜)

ママコナ ゴマノハグサ科 高さ30〜50cmの一年草。山地の林の縁に生える半寄生植物。 昨日の午後の雷雨で、今日は少し過ごしやすい。 午後山に入ったら、セミの声が変わって、カナカナとツクツクホーシの大合唱。季節がちょいと変わったな〜という感じ。 落葉…

つちあけび(土木通)

ツチアケビ ラン科 落葉樹林内に生える、葉緑素を持たない腐生植物。 根茎は地中をはい、ところどころから葉のない茎を立てて花をつける。花後にアケビに似た実をつけることからの名。 一昨日教えていただいたツチアケビを見に行った。 「まだ色は悪いですよ…

にがうり(苦瓜)の果実

ニガウリ(ゴーヤー、ツルレイシ) ウリ科 去年「中長」と思って買った苗が、実がなってみたら白っぽく小さな実の品種だった。 食用には物足りないが、葉も小ぶりで鑑賞には良さそうだ。ということで、種子をとり今年プランターに種まきして、南側の濡れ縁の…

ほざきのみみかきぐさ(穂咲きの耳掻草)

ホザキノミミカキグサ タヌキモ科 湿地に生える多年生の食虫植物。高さ10〜30cm。地下茎に捕虫嚢をつけた枝を出す。 花茎に穂状に花をつけ、花後、耳掻きのような形の果実をつける。 近くの湿地にサギソウが咲いている。まわりにミミカキグサやホザキノミミ…

るりやなぎ(瑠璃柳)

ルリヤナギ(別名:リュウキュウヤナギ) ナス科 ブラジル南部〜ブェノスアイレス地方原産の常緑小低木。ナス科の木本は珍しい。 高さ1.5〜2m。枝や葉が青白色で、葉の形は柳に似ている。 涼しげなルリヤナギの写真を。花の色も青白っぽい葉も涼しそうです。…

ひめしろね(姫白根)

ヒメシロネ シソ科 湿地に自生する、高さ30〜70cmの多年草。 シロネに似ていて、全体が小形であることからの名。葉も、白い地下茎も細い。 山の中の舗装道路沿いに小さな沢が流れている。急カーブになっている場所は、日当りは良いのにいつも湿っぽく、わず…