ひめしろね(姫白根)

ヒメシロネ

  • ヒメシロネ

シソ科
湿地に自生する、高さ30〜70cmの多年草
シロネに似ていて、全体が小形であることからの名。葉も、白い地下茎も細い。


山の中の舗装道路沿いに小さな沢が流れている。急カーブになっている場所は、日当りは良いのにいつも湿っぽく、わずかな地面には押し合いへし合いでいろいろな多年草が生えている。
去年主役だったヌマトラノオは今年は少なく、代わりにヒメシロネが増えた。
緑の草むらに、米粒のような小さな花が白く浮き上がって見える。

毎日蒸し暑い。
地域の夏祭りが終わってホッとしている。今年は最寄の班長に当たっていて、準備、当日、後片付けと数日間忙しかった。
今日は午後から友人と山に入ろうかと計画していたが、昼過ぎからの蒸し暑さが尋常ではないうえ、昨夜の夕立も中途半端だったので、急な雷雨を予想して家で過ごした。
4時ごろから凄まじい雨が2時間ほど降ったが、湿度が上がっただけで涼しくならない。
近年、気候が荒っぽい。昨日は東京で、下水道工事の人達の痛ましい水難事故があった。
夕立を季節の風物詩として楽しむ余裕がなくなったように思う。


ヒメシロネも昨日の山の写真です。
午後の木漏れ日を受けたサジガンクビソウの群生が、山の中で幻想的な雰囲気でした。