2007-04-01から1ヶ月間の記事一覧

風に吹かれてゆらゆら 山吹

ヤマブキ バラ科 日あたりの悪い裏庭で、かすかな風にもゆらゆらと揺れている。 いつから咲いていたのか。もう、散りかけ。

うつむいて恥らう蕾  春紫苑

ハルジオン キク科 北米原産の帰化植物。 花期は春〜初夏。春に咲く紫苑という意味で春紫苑。 開花前の花は下を向く。 茎は中空。 虫歯が見つかって陰気な気分での歯科からの帰り道、放置された田に咲いていた。 薄ピンクの細い花びらが、なんともいえない可…

落ち葉を布団に春を告げる 三葉土栗

林の縁の日あたりの良いハイキング道に沿って、群生していた。 写真を撮っていたら、3人連れのおばサマが通りかかった。 おばサマ1は、立派な一眼レフを構えて撮影に夢中。 おばサマ2は、「何の花でしょう。」と話かける。私が、「ミツバツチグリかと思っ…

ふっくらとした壷型の小花がチロチロと  灯台躑躅

ドウダンツツジ ツツジ科 落葉性の低木で、よく分枝する特徴をもつ。 この分枝の状態が、昔、宮中などで用いられた照明器具の「結び灯台」の脚に似ていることから「灯台ツツジ」と名づけられ、これが転じてドウダンツツジと呼ばれるといわれる。 公園や近所…

山の中で、優しげにそよぐ  瓜楓

ウリカエデ(別名:女瓜木 メウリノキ) カエデ科 去年、肌色っぽい花をつけたシックな木を見つけた。 小学生向けの図鑑で名前を見つけて今年も行ってみたら、残念なことに砂防ダム工事でこの木も含めてかなりの範囲が削られていた。 「あ〜ぁ、自然破壊。」…

おおばべにがしわ(大葉紅柏)やがて平凡な緑へ  

オオバベニガシワ トウダイグサ科 中国原産の落葉低木。 春先の若葉が美しいので、庭に植えられる。 芽出しは鮮やかな紅色が春の庭で際立つ。 今年はなんだか元気がないとよく見たら、1cmほどの黒い毛虫がいっぱいついて、紅色の葉もレースのような状態。 木…

真っ赤なホッペで華麗に揺れる  頬紅えにしだ

ホオベニエニシダ マメ科 エニシダはヨーロッパに分布し、古くから最も広く栽培されてきた植物のひとつ。 日本には中国を経由して江戸時代の初めに渡来している。 黄色の沢山の花をつけて垂れ下がり、「金雀花」「金雀枝」(エニシダ)は夏の季語になってい…

黄金色の息吹

満開の花かとも見える華やかさ。 山の中の春の息吹。

華奢ではかなげな 

今日は朝から一日中風がバーバー吹いた。 こんな日の庭仕事は好きではないけど、草も目立つし、トマトを植える準備もあるしと、少し働いた。 ブロッコリーの根っこを抜いて石灰と肥料をいれた。 あと、草取りを少し。チドメグサががはびこって厄介だ。 キュ…

ヒメシャガ

5月12日 新しく山の中に出来たダムへの道路の横に、小さな休憩所がつくってありました。 芝生の真ん中に大きな(というよりこれから大きくなりそうな)木が1本植えられ、芝生の周囲の花壇にこのヒメシャガが行儀よく植えられていました。 やがてグランドカバ…

木漏れ日に白く浮く  射干 

山すそを流れる細い渓流の両脇の斜面に一面に広がっている。 今の時期は落葉樹の隙間から陽が入る。 つやつやした葉に白い花が浮かんで見える。 白と紫とオレンジの配色のバランス、花びらのフリルが絶妙。 こんなイメージの夏のワンピース… 涼しげでいいだ…

木陰でほほえむ 猩々袴

ブナ林の端の道のかたわらのくさむらに10cmほどの高さで咲いていた。 まだ蕾のものはもっと高さが低く、花の色も薄ピンクだ。 真っ白の花のものもあって、けなげですがすがしい。 このネーミングって。?。 白花も撮れたつもりがピンボケばかり。 なかなか行…

青空をバックにのんびりと  寄生木

サクラの古木で有名な寺に行ってみた。 サクラはほとんど散っていて、隣の落葉樹のヤドリギが風にのってふわ〜んふわ〜んとのんびり揺れていた。

古くから生活に役立つ 木五倍子

ブナ林が立派な山に行った。 ブナや楓の落葉樹の下を歩く。シンとした石ころだらけの道を黙々と登る。 遠景にこぶしの大群が白く輝いてなだれ咲き、道の傍にはヤブツバキ、クロモジ、シキミ、キブシがポツンポツンと距離を置いて花を見せてくれる。 へばりそ…

地べたにへばりついた存在感 きらん草

南斜面の田の畦はまだ緑が少なく、タンポポの黄色が目立つ。 そんな中で、枯れ草よりも低いかというくらい地面にへばりついた紫色がぱっと目に入った。 キランソウ(別名:ジゴクノカマノフタ) シソ科 山麓や道ばたにある高さ5cmほどの小さな多年草で、茎は…

ほのかなピンクが可愛らしい 庭梅

おととい美容院に行って、帰宅した午後からなんだか元気が出ずハイキング疲れかと思っていたら、やがて鼻水ダラダラに頭痛もしてきて、昨日も一日中調子が悪かった。 家事を必要最低限し、時折庭に出て雑草をちょいとつまんで抜いたり小さな花の写真を撮った…

紫褐色の渋い花 青木

昨日のハイキングがこたえたのと、陽が射しながら時折小雨のぱらつく不安定な天候なので、ゴロゴロ過ごした。 図書館から借りた本を一冊読みきり、パソコンに入れている写真の整理を少しした。 うっとうしい空模様の中で、斑入りのアオキが活き活きと見える…

農作業のめやす 種漬け花

電鉄会社主催のハイキングに参加した。 もらった地図を見ながら、サクラの名所の湖を目指して全行程11㎞ほどを歩いた。 田んぼの中の道を、いくつかの史跡を巡りながら歩くのだが、今どき軽自動車がやっとの道幅の田んぼ道も全部舗装されていて、時々農作業…

名前もめでたい 富貴草

3日に行った病院の近くに、大きな会社の立派なビルがあった。 広い前庭の道路沿いに、レンガ造りの花壇があって、いろいろな種類のツバキやツツジが咲いていた。 下草にこのフッキソウがびっしりと元気に茂っていた。 この会社は、この名前を知っていてげん…

きっぱりした黄色 土佐水木

昨日の公園のヒュウガミズキの群生の端っこに一本だけ植わっていた。 まだ1mあまりの高さで、枝もさっぱりしていて花も少ないけれど、木にも花にも力強さのようなものがある。 1本でもがんばれ!と応援したくなる風情だ。 よく見ると、黄色の花に濃い赤色の…

にぎやかにかわいらしく

選挙の期日前投票に行った。 近くにサクラのきれいな公園があると聞いていたので寄って見た。 市が開発した大きな造成地に、もともとの山もそのまま残してあってまだ若木のサクラが緑に引き立てられている。 ソメイヨシノは七分咲きといったところだが、早咲…

葉の縞模様が粋な

近所のがけ下に置いてあるプランターに植わっている。 縞模様の葉っぱが地べたにへばりつくように広がっていた。 葉っぱだけのときは、その家の人から「チューリップ」と聞いても信じられなかった。 先週の水曜日は葉っぱにめり込むようにして、蕾がついてい…

優しい花が色とりどり

胃カメラと腹部エコーの検査を受ける亭主にお付き添いをして病院へ行った。 検査の間たっぷり1時間半。更に、医師の説明と会計待ちで終わったのは12時前。 2時間半椅子に座って待つのもけっこうくたびれる。 外待合と廊下に囲まれた小さな中庭が花壇になって…

独特の花形

モクレン(シモクレン) モクレン科 中国原産の落葉中低木。 古くから、日本・中国で寺院の庭園などに植栽されていた。 朝から向かいの山がなんとなくかすんでいた。 どんどんかすんできて、昼前には山が見えないくらいになった。 洗濯もやめて、窓もしっか…

いつの間にかそっと花を咲かせて  春蘭

引っ越してきた翌年、お隣さんから株を頂いた。 新築祝いにと大叔母がを届けてくれた、直径1.5メートルほどのサツキの根元に植えた。 株は、弱った年やら元気で花をいっぱい咲かせた年やらあるが、増えも減りもしない。 庭の手入れを頼む庭師さんは、「うち…