古くから生活に役立つ 木五倍子

ブナ林が立派な山に行った。
ブナや楓の落葉樹の下を歩く。シンとした石ころだらけの道を黙々と登る。
遠景にこぶしの大群が白く輝いてなだれ咲き、道の傍にはヤブツバキ、クロモジ、シキミ、キブシがポツンポツンと距離を置いて花を見せてくれる。
へばりそうになっては、眼にはいる花に元気付けられるの繰り返しでなんとか上まで行けた。
堰堤にのって、片手を突き出して、1枚だけなんとか撮れていました。

  • キブシ

キブシ科
山野の斜面、とくに谷間の川沿いに多い落葉低木。
髄は灯心その他さまざまに利用され、枝は傘の柄や楊枝など、また実は鉄漿(おはぐろ)など染料に用いられた。

また、3月ごろの茶花としても野趣があってよろしいです。