2007-03-01から1ヶ月間の記事一覧

オトメツバキ(乙女椿) 華やぐ庭

亭主は朝早くから「帰りは何時になるかわからん。」と趣味の会に出かけるし、ほどほどに陽も差して草取り日和。昨日の夕食のバラ寿司をたっぷり作ったので食事の支度もないし、存分に庭仕事をと張り切った。 しばらくすると、風がひどくなり、帽子も吹き飛ば…

黒っぽい枝にシックな黄色

昨夜の風雨はすさまじかった。 風で家が揺れ、明け方の雷で2回も目が覚めた。 今日は朝から晴れて、だんだん空気もカラリとしてきたので山へ行った。 いつもの場所で、蛇のお出迎え。 去年クロモジの花を撮ろうとしてマムシを踏んづけそうになった場所なので…

ロゼットの葉の中心にちょこんと  コオニタビラコ

27年前にここに引越ししてきた頃は、駅に行く道沿いに水田があった。 山と街道に挟まれた土地を、昔の人が熱心に開拓したのだろうと思われる美田だった。 田の横の溝にはいつもきれいな水が流れていた。 さして広くもないその田んぼの真ん中に、まず病院がで…

笠をかぶった踊り子

暖かいので、リュックを背負って食料を買いに行った。 途中にある空き地が、離れたところからは紫色に見えた。 近寄って見たら、ハコベやオオイヌノフグリなどの小さな草と一緒にヒメオドリコソウが陽をいっぱい浴びていた。 いつも見慣れているヒメオドリコ…

ひそやかな香りの花

玄関のドアを開けると上品な香りが漂う。 玄関ポーチの近くで、柊ナンテンの花がたくさん開いた。 茎のてっぺんに広がる葉の真ん中から10cmあまりの花房が数本広がっている。 冬の寒さに耐えた葉は赤っぽく、黄色の花を引き立てる。 「魔除けに。」と実家か…

メジロがきました

今日は朝からいい天気。 青空にサクラも満開で、 メジロが1日中こまめに来て夢中で蜜を吸っていた。

ひがんざくら(彼岸桜)

ヒガンザクラ バラ科━サクラ亜科━サクラ属━サクラ亜属 日本に野生するサクラは ・ヤマザクラ群・ヒガンザクラ群・ヒカンザクラ群・マメザクラ群・チョウジザクラ群・ミヤマザクラ群の6群に分けられる。 ヒガンザクラは古くから観賞用として植えられてきたが…

春のおとずれ ボケ

彼岸の墓参りに実家に行った。 実家の方が暖かい土地柄なのか、さまざまな花が咲いていた。 なかでも辺りをほわっと暖かな雰囲気にしているピンクのボケは、十年以上も前に母が「手ごろな株が分けられたから」と我が家の庭木に勧めてくれたが、亭主が「ボケ…

栄養たっぷり ブロッコリー

去年の10月初めに小さな苗を買ってきた。 1株80円を5本。 「ブロッコリーは肥料喰い」と聞いているので、元肥もたっぷり入れて追い肥もせっせとして、葉っぱは大きくなった。 寒い間中じっとしていたけど、3月になっててっぺんの蕾がぐんぐん大きくなって直…

サンシュユ

5メートル近くの高さになって、早春の花も見事だったけど、葉も茂って狭い庭が日当たりが悪くなり、去年の夏高枝バサミで適当に切ってしまった。 そのせいで、今年は花も少ない。 下枝もないので、背伸びして手も思い切り延ばしてシャッターを押した。 パソ…

里山のせめぎ合い

今週に入って、冬が来た感じの気候が続いている。 午前中は晴れていても、昼前になると急に曇って雪がはらはら舞う。 「晴れている間に」と午前中に山に行った。 南斜面は陽を受けてホコホコと暖かそうだ。 道にヤブツバキの落花があるので上を見上げたら、…

やぶつばき(藪椿)早春の里山を彩る

ヤブツバキ ツバキ科ツバキ属 ツバキはサクラとともに日本を代表する花木で、万葉の時代から日本人に親しまれてきた。 18世紀初頭にヨーロッパに渡り、品種改良も進んで世界の人々から愛されている。 ヤブツバキは日本原産で、西日本では至るところに分布し…

フキノトウ

山すその道の傍に2つだけ生えていた。 3日前にも通ったのに気づかなかった。 我が家の庭にも実家から株分けして植えていたものが去年までは少しは出ていたのに、今年はとうとう顔を出さなかった。 庭の隅っこの、日当たりがよすぎて土がガンガンに固くなって…

落葉樹

夕べから今朝にかけて風雨がすごかった。 あちこちで、トラックが横倒しになったり、温室がつぶれたりの報道だけど、冬の気配漂う我が家の庭はたいした変化なし。 裏山の落葉樹たちも、何事もなかったかのようにすましている。

福寿草

2月の初めには、花の下から遠慮がちにのぞいていた葉が1ヶ月で大豹変。 太陽に向かって、いっぱいにひろがっている。 フクジュソウ キンポウゲ科 落葉広葉樹林の林縁や林下に生える多年草。 高さは15〜30cm。花は3〜5cmの黄金色が多いが、紅色や白色の品種も…

紅梅の親子

ご近所の紅梅。 庭のピンクの花の実が、がけ下の花壇に芽を出して花をつけた。 花の形はそっくりだけど、色がずいぶん濃い。 実生は親とは違ったものができて、おもしろい。 実生(みしょう):種を採り蒔いて育てる。 利点:環境に順応する性質が得られる・…

白梅

引っ越してきてまもなく、割り箸のような小さな苗木を植えた。 25年余、多いときは10kgくらいも実が採れて、梅酒や梅シロップを作ったり、ご近所に使ってもらったりした。 去年、すっかり弱ったので、花の後で思い切って太い幹にも鋸をいれた。 新芽がシュン…