笠をかぶった踊り子
暖かいので、リュックを背負って食料を買いに行った。
途中にある空き地が、離れたところからは紫色に見えた。
近寄って見たら、ハコベやオオイヌノフグリなどの小さな草と一緒にヒメオドリコソウが陽をいっぱい浴びていた。
いつも見慣れているヒメオドリコソウは、山の入り口の大きな木の下に群生している。葉っぱが緑色で高さも20cmは越えている。
なので、近づくまでこの紫色が何なのかわからなかった。
山のものより丈も低くて、どれも10cmあまり。
山野草は他の草たちともしっかり共存して、自分の居場所にたくましく順応している。
シソ科
野山の道端や雑木林の縁などに群生する多年草。
ヨーロッパ原産の帰化植物。
- 08年 4月1日撮影