2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧

武田尾のつり橋

はんのき(榛の木)

−ハンノキ カバノキ科ハンノキ属 高さ10〜20mの落葉高木。 河原、湿地、二次林に自生する。 果実や樹皮の汁は、茶色や黒の染料に用いられる。 武田尾での植物観察会に参加した。明け方から朝にかけて降ったらしい雪を踏みしめて出かけたが、JR武田尾駅に降…

しなまんさく(支那満作)雪の中の黄色

シナマンサク(中国名:金楼梅 きんろうばい) マンサク科 中国の長江流域などに自生する落葉小高木で、日本でも多く植えられている。 日本のマンサクより開花期もやや早く、花や木のひろがりも大きい。 春早く、葉が開く前に黄色の花を多数つけるので庭や公…

長谷池のアオサギ  雪の融けている所で魚をねらっているのだそうです  寒そ〜

予報に反して、午前中は時折雪が舞った。午後になって太陽が照り、青空がきれいになった。

ゆきぐにみつばつつじ(雪国三つ葉躑躅)の冬芽

ユキグニミツバツツジ ツツジ科 分布は本州(秋田南部〜鳥取東部の日本海側、近畿では瀬戸内海内側まで) 花期は4月中旬〜下旬 <森林植物園表示板より> 地ぎわから多く枝分かれする落葉低木。 冬芽や若枝は無毛か殆んど無毛。 朝、予報どおりに晴れたので…

おおばべにがしわ(大葉紅柏)の冬芽

オオバベニガシワ トウダイグサ科 去年の4月23日に花をアップしたオオバベニガシワ。 寒さに負けず、冬芽と雄花の蕾が大きくなっている。 昨日も今日も照ったり曇ったり雪が降ったり、ころころ変わる天候で、出かける気になれない。 今朝一面真っ白に積もっ…

やどりぎ(宿木 寄生木)

−ヤドリギ(別名:ホヤ、トビヅタ) ヤドリギ科ヤドリギ属 他の樹木に半寄生する高さ50〜80cmの常緑小低木。雌雄異株。 果肉は粘液質で、野鳥に食べられた種子と粘液質は消化されずに排泄され、木の枝などに付着して発根、発芽する。 茎と葉は腰痛に薬効があ…

神戸電鉄 木曜ハイキング「丹生山田の里コース」

神戸電鉄主催の木曜ハイクに参加した。 今日は「マップ片手にフリーハイキング」なので、スタートの藍那駅で参加シールと今日のルートを詳細に書いたコースマップを受け取りスタートした。 フリーハイクはマイペースで歩けるので気に入っている。風景や植物…

おおいぬのふぐり(大犬の陰嚢)

オオイヌノフグリ ゴマノハグサ科 日本各地の野原や道端などに生える高さ5〜10cmの越年草。 茎は分岐して這い長さ10〜40cm、花は一日花。 ヨーロッパ原産の帰化植物で、日本へは明治時代初期に入ってきた。 和名は果実の形から。 道端で、春の訪れをいち早く…

くまいちご(熊苺)の冬芽

クマイチゴ バラ科 高さ1〜2mの落葉低木。荒地や林縁に生える。 冬芽の長さは3〜6mm。主芽と副芽は横に並ぶ。 今日は二十四節気の雨水とか。気象情報では暖かかったと言っていたが、私にはそうも感じられなかった。向かいの家の屋根の雪はちっとも融けないし…

神戸市民山の会 ハイキング

今日は朝から雪花の散る天候だった。 昨日(17日)は朝から青空の良い天気。 神戸市民山の会のハイキング(義経伝説コース)に初めて参加した。 集合駅の神戸電鉄藍那駅のホームに降り立ったとたんに、マイクの「次のトイレ休憩は1時間後です。」と言う声が…

えごのき の 冬芽

エゴノキ エゴノキ科エゴノキ属 高さ3〜8mの落葉小高木。 冬芽は黄褐色で、1〜3mmと小さい。大小の2〜3個が並ぶ。 朝から曇りがちだったが、ひるすぎから雪花が散りだした。 4000歩ほど歩こうと出かけたが、寒い寒い。脚を傷めて以来いまだに速くは歩けない…

こあじさい(小紫陽花)の冬芽

コアジサイ ユキノシタ科 去年の6月5日のコアジサイ。 実をつけた花序が冬の日を浴びている。冬芽もしっかり出ている。 沢沿いの道は昨日の雪も残り、凍っている。 寒さの中、植物たちはみんなたくましい。

せいようとちのき(西洋栃の木)の冬芽 

セイヨウトチノキ(マロニエ) トチノキ科 冬芽は樹脂におおわれていて、ねばねばしている。 パリの街路樹として有名なマロニエの冬芽。 大きくて、てらてら光って、虫や塵までくっついている。 触ってみたら、ねちょっとした液体が手についた。

らくうしょう(落羽松)の呼吸根

ラクウショウ(ヌマスギ) 北米東南部〜メキシコの湿地帯に生える落葉大高木。 日本へは明治の初めに導入され、植物園や大きな庭園の湿地や水辺に植えられる。 木の根元近くに膝根とよばれる呼吸根を林立させ、根の呼吸を助けている。 和名は、枝の側枝が、…

みやこざさ(都笹)

ミヤコザサ イネ科 高さ50〜80cmの笹。北海道南部、本州の太平洋側と四国、九州の山地に自生する。 京都の比叡山で発見されたことよりつけられた名。 土中で枝分かれして地上では分岐しない。 葉は薄く、裏に軟毛が生える。 ハイキング道の両側や木の下に茂…

あせび(馬酔木)の蕾

アセビ(古名:アシビ) ツツジ科アセビ属 高さ1〜8mの常緑低木。東北地方南部以南の山地に自生している。 古くから愛好され、庭植え、盆栽、生垣などに利用される。 葉に有毒成分を含み、昔は煎じて殺虫剤に使った。 アセビの蕾が白っぽく見え出した。嬉し…

いぬえんじゅ(犬槐)の冬芽

イヌエンジュ(別名:オオエンジュ) マメ科イヌエンジュ属 山地のやや湿った土地に生える落葉樹。 本などによると、イヌエンジュの分布域は北海道や本州の中部地方以北となっている。 が、ここ北神戸の山にも数は少ないけれど生えている。 山の中の池から水…

こうやぼうき(高野箒)の実

コウヤボウキ(別名:タマボウキ) キク科コウヤボウキ属 冬山の道の傍らに、コウヤボウキの白い綿毛がふるえる。 葉芽も白っぽく芽ぐんできた。 雪も何度も降って、それでも綿毛はまだ残っている。 毎年、ピンクの綿毛をつけるコウヤボウキがあって、そこだ…

ちゃ(茶)の実

チャ ツバキ科 中国原産の常緑低木。 日本へは、奈良、平安の頃に薬用として仏僧によりもたらされた。 鎌倉時代以後に、一般に広く茶が飲まれるようになった。 また、茶道、茶摘など日本の文化や習慣に深く根付いている。 日本人なら知らぬ人はないだろうと…

みつまた(三椏)とつばき(椿)

歯医者からの帰り道、1月28日のミツマタの持ち主さんが農作業をされていた。 「ミツマタ、珍しいですね。」と声をかけたら 「一万円札になるやっちゃ。」 「花が咲いたらもっときれいやけど。切ろか。」 と大きな枝にツバキの蕾の枝も添えて、藁ぐまからしゅ…

ねず(別名:ねずみさし 鼠刺)の実

ネズ(別名:ネズミサシ) ヒノキ科 0.5〜10mの常緑の木。山野の尾根などの乾いた林、やせた土地などに生える。 長さ2cmほどの葉は先が鋭くとがり、鼠よけに用いたことからネズミサシの別名がある。 昨夜からの雪が今日も降り続いた。 関東も大雪のニュース…

やぶむらさき(藪紫)の冬芽  毛がびっしり

ヤブムラサキ クマツズラ科 山の入り口のヤブムラサキ。地味に冬を過ごしている。 ルーペで見ると、やっぱり毛深い。 今にも雪が舞いそうな空模様の中、山へ。 明日は節分なので、ヒイラギの若木の枝を一枝頂いてきた。 我が家の老木の葉より、こんな棘トゲ…

ときりまめ の実   わっはっはっ

トキリマメ(別名:オオバタンキリマメ) マメ科 つる性の多年草。 本州中部以西〜九州の低山の林縁に自生する。 秋から冬の間、日当たりの良い道の辺で朗らかな笑い顔を向けている。 色彩に乏しい季節、柿色の皮と黒い実がよくめだつ。 トキリマメの花 2007…