ちゃ(茶)の実

チャ(茶)の実

  • チャ

ツバキ科
中国原産の常緑低木。
日本へは、奈良、平安の頃に薬用として仏僧によりもたらされた。
鎌倉時代以後に、一般に広く茶が飲まれるようになった。
また、茶道、茶摘など日本の文化や習慣に深く根付いている。



日本人なら知らぬ人はないだろうという「お茶」。
しかし、木や花や実となると、見たことのない人も多いのではなかろうか。私も大人になってから、旅行先で茶畑を初めて見たときは感激した。
今の家の近所に、茶の木を生垣にしているお宅があり、秋深まった頃に咲く白い花と良い香りを楽しませてもらっているのだが、実は見たことがなかった。
今日は午後から天候が落ち着いたので、遠回りしてスーパーに行った。古い村の中の南向きの斜面に、野生化したような茶の木があって、実が少し残っていた。

  • すぐ近くの石崖の陽だまりには、小さな花が咲いていました。