2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧

くず(葛)

クズ マメ科 山野や荒地に自生する大形のつる性多年草。根は澱粉を多く含み、葛粉の材料になる。 秋の七草の一つ。 駅から家までの道筋に、去年はクマノミズキが何本も元気に咲いている場所があったのに、今年はあまり目につかないと思ってよく見たら、10mは…

おかとらのお(丘虎尾)

オカトラノオ サクラソウ科 高さ50〜100cmの多年草。野山や丘陵地の日当たりの良い場所に生え、虎の尻尾のような花穂を伸ばすことよりの名。 auの契約期間が今月で切れるのを機に、docomoに乗り換えようかということになった。離れて暮らす娘が声をかけてく…

きり(桐)

キリ ゴマノハグサ科キリ属 高さ8〜15mになる落葉高木。比重が軽く、湿気を防ぐので、たんすなどの家具や建具、箱、げた、楽器など多くの用途があり、古くから日本各地に広く栽培された。 キリの果実は先がとがった卵形で長さ約3cm、熟すと2裂して、無数と…

はなうど(花独活)

ハナウド セリ科 高さ70〜120cmの大形の多年草。 本州中部以西、四国、九州の河原に分布する。 実家で、耳の遠くなった母と付き合うのもなかなかくたびれる。降り続いた雨も今日はひと休みか、何日か振りの青空と太陽が嬉しい。子どもの頃よく遊んだ河原に出…

6月の里山

カキノハグサの花はそろそろ終わりです。林に静かさが戻って、地元の「知る人ぞ知る」人たちがそっと見守る季節になります。 沢沿いの谷の緑 ハナイカダの青い実 トチバニンジンはまだ蕾です。 日当たりの良い道沿いにウツギが満開です。 今日は太陽がひりひ…

しらき(白木)

シラキ トウダイグサ科シラキ属 岩手県以南の山地に野生する落葉小高木。 秋の赤や黄色の紅葉が美しい。 左に深い沢を見ながらとことこ歩いていたら、右の斜面の上から枯れた松が倒れ落ち、一緒にこの木が倒れこんでいた。初めて見る木だったが、黄色の花が…

やぶむらさき(藪紫)

ヤブムラサキ クマツヅラ科 高さ2〜5mの落葉低木。宮城県以南の本州、四国、九州に分布する。 一週間ほど前からヤブムラサキの花が咲きだした。 一日ごとにどんどん開き、満開が過ぎそうな様子の木もあるのにうまく写真にならない。山裾の大木の下に生えて…

なつはぜ(夏黄櫨)

ナツハゼ ツツジ科スノキ属 高さ1〜3mの落葉低木。酸性土の林内や林縁に生える。 夏から葉がハゼのように赤く色づくことよりの名。 雲でこっぽり覆われた空から、時折ぱらりと雨が落ちる。蒸し暑い。 今年はまだ山のコアジサイをゆっくり見ていないので、午…

はまなす(浜梨)

ハマナス バラ科バラ属 海岸の砂浜に群落を作る北国の野生バラ。本州中部以北、北海道に自生する。 高さ1〜1.5m。茎には棘が密生する。 花は香水の原料に、赤く熟した果実はビタミンCが多く、食用に、樹皮は染料に利用する。 灘浜サイエンススクエアの自然…

すいせんのう(酔仙翁)

−スイセンノウ(別名:フランネルソウ) ナデシコ科 北西アフリカ、南東ヨーロッパから中央アジア原産の多年草または二年草。高さ60〜90cm。茎や葉が白い綿毛におおわれている。 日本へは明治以前に入った。 稽古帰りの道筋に、花いっぱいの庭の家があって、…

かるみあ

カルミア(アメリカシャクナゲ、ハナガサシャクナゲ) ツツジ科カルミア属 カルミア属は北アメリカとキューバに7種が分布する低木で、初夏に5浅裂した皿状の花をつける。属名は、リンネの弟子で、18世紀に北アメリカの植物を採集したフィンランド人の植物学…

さいはいらん(采配蘭)

サイハイラン ラン科 高さ30〜50cmの多年草。山地の林に生える。花が細長く下垂した様子を、むかし軍陣を指揮した時に武将が振った采配に見立てた名。 神戸市立森林植物園のロックガーデンに咲いていた。足もと近くの株の花はすっかり萎れているし、咲いてい…

さわぎく(沢菊)

サワギク(別名:ボロギク) キク科 草丈40〜100cmの多年草。山地の木陰、湿った林や林縁に生える。 別名は、果実の白い冠毛をぼろくずに見立てたことによる。 昨日の森林植物園へは、ハイキング道を歩いた。 谷道の途中に、大木が茂って年中薄暗く湿っぽい…

ゆりのき(百合の木)

ユリノキ(別名:ハンテンボク、グンバイノキ、ヤッコダコノキ、チューリップツリー) モクレン科 北アメリカ原産の落葉性大高木。日本へは明治時代に入った。 神戸市立森林植物園へ行って、園内散策会に参加した。 陽射しが強く、花も多く、結構ハードな1時…