かるみあ

神戸市立森林植物園のカルミア

ツツジカルミア

カルミア属は北アメリカとキューバに7種が分布する低木で、初夏に5浅裂した皿状の花をつける。属名は、リンネの弟子で、18世紀に北アメリカの植物を採集したフィンランド人の植物学者、P・カルム(1779年没)の名にちなむ。
朝日園芸百科15 より


神戸市立森林植物園での植物観察会。「夕方より雨。昼間も所により時々急な雨。」と、どちらに転んでも当たり、みたいな朝の天気予報が当たったと言うべきか、午前中から降りだした。
自分が濡れるのは辛いが、植物は晴れの日とは違った表情を見せてくれる。コアジサイや長谷池のカキツバタの花の色が冴えて、いきいきとしている。
アメリカ区の入り口のカルミアも、葉の緑色と花の薄ピンクの対比が美しい。
そぼ降る雨の中では、植物は優しく穏やかな表情になる。