すいせんのう(酔仙翁)

スイセンノウ

スイセンノウ(別名:フランネルソウ)
ナデシコ
北西アフリカ、南東ヨーロッパから中央アジア原産の多年草または二年草。高さ60〜90cm。茎や葉が白い綿毛におおわれている。
日本へは明治以前に入った。


稽古帰りの道筋に、花いっぱいの庭の家があって、赤紫色と白色のスイセンノウがフェンス際にみごとに育っていた。
フランネルソウきれい。」「ビロードソウって、白もあるんだ。」「フランネルソウでしょ。」「子どもの時からずーっとビロードソウ。花がビロードみたいでしょ。」「なるほど。」
誰の口からもスイセンノウという名は出ない。私も「フランネルソウ」。


去年の春、母の花畑に、こぼれダネから芽生えていた小さな苗を貰ってきて植えた。じっと冬を越え、暖かくなってぐんぐん伸びて今花盛り。
隣にトマトを植えるため、たっぷりの元肥を入れたら、どうやらスイセンノウが恩恵に与っているらしい。おお威張りで株を茂らせている。

今日は一日中曇り空。所用で四時間ほど出かけた後、庭仕事。
トサシモツケの枝の間引き。草抜き。お隣さんから実生のダイモンジソウの苗を頂き赤玉土で鉢植え。