神戸電鉄 木曜ハイキング「丹生山田の里コース」

神戸電鉄主催の木曜ハイクに参加した。
今日は「マップ片手にフリーハイキング」なので、スタートの藍那駅で参加シールと今日のルートを詳細に書いたコースマップを受け取りスタートした。


フリーハイクはマイペースで歩けるので気に入っている。風景や植物をゆっくり見たり、興味に任せてちょいと脇道にそれたり。自由度が高い分自己責任大なので、、9:00〜10:00と幅のある受付時間帯の初めの方でスタートすることと、山の中など不安な場所はさっさと歩くことを心がけている。


今日のルートは、〔鵯越〕に進軍する義経が、土地の豪族〔鷲尾氏〕の案内で南下したと伝わる〔藍那古道〕を義経の進軍とは逆に北上し、丹生山田の里に出て箕谷駅までの10km、所要時間めやす2時間30分というコース。


駅の近くの〔藍那小学校〕は生徒数20人ほどの学校とか聞いていたが、山裾に幼稚園と並んで小さな明るい木造校舎がほっこりと建ち、グランドでは私と同じ電車に乗っていた近隣の小学生が整列していた。今日は交流授業の日らしい。
すぐに道幅は広いがうっそうとした山に入った。ここにはマメヅタやフユイチゴの群生があった。


まもなく休耕田の広がる明るい道に出てすぐ左に入り地道を登ると、古道という雰囲気の山道になった。ここはせっせと歩くことに専念。途中左手の木々の間から須磨の方向の海が見えた。
峠を越すとまもなく丹生山系が見えてきた。今日は雲ひとつない青空で山並みが雄大に見えた。ここまで来たら後はのんびりと田んぼ道と県道を横切り、〔丹生会館〕、〔丹生神社宝物殿〕、を見て、ヤドリギのいっぱい生えた木を見つけて斜面をよじ登ったり草むらに分け入ったりしながら〔六条八幡宮〕へ。
ここまで丁度2時間。少し早いがここで昼食。掛け心地のよさそうな能舞台は先客でいっぱいだし、皆思い思いの所でのんびりと休憩していた。


その後、〔新兵衛石〕を見て、今日のルートから外れて〔無動寺〕に立ち寄り、元の道に戻って箕谷駅へ出た。
休憩も入れて四時間余。暖かくて汗をかいたが、ゆるやかな道が多く、傷めている脚にこたえないハイキングだった。