はんのき(榛の木)

ハンノキ

−ハンノキ
カバノキ科ハンノキ属
高さ10〜20mの落葉高木。
河原、湿地、二次林に自生する。
果実や樹皮の汁は、茶色や黒の染料に用いられる。



武田尾での植物観察会に参加した。明け方から朝にかけて降ったらしい雪を踏みしめて出かけたが、JR武田尾駅に降り立ったら目の前の北斜面の山は雪で白く、南斜面は道もよく乾いて陽射しも暖かかった。


歩きながらの先生の話を聞き漏らさないように、メモをとったりついて歩くのに精一杯で、写真を撮る余裕はなかなかない。


この辺りでは見かけないハンノキが、武庫川の河原に沢山生えていた。まだ開いていない暗紫色にみえる蕾が沢山下がり、枝全体が赤っぽく見えた。
ハンノキはいろいろな種類があるそうで、これもカワラハンノキかも、ということだった。
弁当を食べた河原に生えていたものを近くでよく見たら、雄花が少し黄色をのぞかせていた。

  • 去年の果実


武田尾は水害からの復旧も進んでいる様で、新しいつり橋もぴかぴかだった。温泉に入って帰りたいと言う人もあって、このつり橋のたもとで分かれた。