ゆきぐにみつばつつじ(雪国三つ葉躑躅)の冬芽

ユキグニミツバツツジの冬芽

ツツジ

分布は本州(秋田南部〜鳥取東部の日本海側、近畿では瀬戸内海内側まで)
花期は4月中旬〜下旬 <森林植物園表示板より>

地ぎわから多く枝分かれする落葉低木。
冬芽や若枝は無毛か殆んど無毛。



朝、予報どおりに晴れたので神戸市立森林植物園に行った。先ごろの落石の恐怖がまだ残っていて、いつもの山田道を歩く気になれず、電車と無料送迎バスを使った。


降り立って見て、雪の多さにびっくり。訪れる人が少ないこともあって、日陰の道にはふかふかの真っ白い雪が5cm位も積もっている。かと思えば、からからに乾いた道やら雪解けでぐじゅぐじゅの道やら、今日はなかなか野趣に富んでいた。


今日のような日に来る人は、観光の人は少なく、野鳥の観察、針葉樹の観察、植物の撮影、冬芽の観察、つららの撮影、登山の途中に立ち寄った、等々夫々目的がある人が多く、熱心な顔で歩いたりじっとカメラを構えたり。
私の今日の目的は、シナマンサクを見ることと、山で写した木の名を調べて欲しくて預けていた写真を受け取りに行くことだった。


シナマンサクを撮っていたら、光線の具合などを指南してくださった方が、別れ際に「写真あげよか。」とヤブコウジとソヨゴの二枚を下さった。どちらもすばらしく、大切に持ち帰って、机の上に飾っている。
何処のどなたかも分からぬ、まさに一期一会。ありがとうございました。
また、森林植物園の福本さん、下手な写真で調べにくかったでしょうに、丁寧に教えていただきありがとうございました。