栄養たっぷり ブロッコリー
去年の10月初めに小さな苗を買ってきた。
1株80円を5本。
「ブロッコリーは肥料喰い」と聞いているので、元肥もたっぷり入れて追い肥もせっせとして、葉っぱは大きくなった。
寒い間中じっとしていたけど、3月になっててっぺんの蕾がぐんぐん大きくなって直径10cmくらいになった。側枝も出て小さな蕾がいっぱいついている。
「期待しておいといても塊は大きくならずに黄色い花が開いてくる」とのご近所のアドバイスに、てっぺんの塊を切って、さっとゆでて食べた。
軟らかくて甘みもあっておいしかった。
今年は暖冬で野菜が安い。うちの3倍はある大きなものが150円ほどで売られている。
苗代、肥料代、狭い庭を半年間占領…。金勘定すればあまり得ではないけど、まあ育てる楽しみと無農薬野菜というのが取り柄か。
それにしても、毎日性悪ヒヨと格闘している。
ぎゃーっと飛んできて、葉っぱを食い散らして、おまけに大きな糞をおいていく。
アブラナ科
暑さ寒さに強いが、生育の適温は15〜20℃とされる。
食用にされるのは花蕾塊で、主枝の中心部の大きな花蕾、葉腋から出る側枝につく小さな花塊を利用する。花茎も食用になる。
日本には明治から大正にかけて導入された。
栄養価も高く、現在人気野菜のひとつである。
