黒っぽい枝にシックな黄色

クロモジの花

昨夜の風雨はすさまじかった。
風で家が揺れ、明け方の雷で2回も目が覚めた。
今日は朝から晴れて、だんだん空気もカラリとしてきたので山へ行った。
いつもの場所で、蛇のお出迎え。
去年クロモジの花を撮ろうとしてマムシを踏んづけそうになった場所なので、残念ながらここの花を写すのはあきらめていつもと少し違う場所に行って見た。
南に広い道路がある場所に、ヒサカキの後ろから黄色い花をつけた枝がのぞいていた。
本で調べると、クロモジは落葉高木と出ているが、この辺りのはどれも高さ2メートルあまり。枝を折って見るといい香りがするし、ご近所の詳しい方がクロモジだと教えて下さったし、クロモジにもいろいろあるのかな〜。
ともあれ、花の少ない山の中で春の息吹を感じさせてくれるのが嬉しい。

  • クロモジ

クスノキ科
クロモジは油を含み、材に芳香があるので楊枝にされる。
種子からは油がとれる。
雌雄異株。


一口メモ:和菓子に黒文字の楊枝を添えるとき。
楊枝の先を水に浸して置いてから水気をふき取って使用する。
菓子がくっつかず、きれいに使えます。