みやまうずら(深山鶉)の葉

ミヤマウズラの葉

  • ミヤマウズラ

ラン科シュスラン属
林内に生える常緑多年草。葉の表面に、ウズラの羽模様に似た白い網目状の模様がある。
花期は8〜10月。



先日ごみ拾いをした林に行って見た。あぁ〜また…。
去年くらいから、ここにモトクロスバイクが入ってきだした。
近くのハイキング道を轍でえぐってずたずたにした挙句、迂回路として誰かが見つけたらしい。後は轍を道しるべに入り込み、どんどん道がえぐられる。ちょいと一休みにいい場所なのか、ゴミも増える。折った木の枝にドリンクの瓶を逆さにしてかけるのはやめて欲しい。
願わくば、獣と地元の人間がたまに通る穏やかな山道に入ってきて欲しくない。ここは季節が来ればレッドデータの花が顔を見せる場所なのだ。バイクに踏みつけられた株を見ると悲しくなると、近所の人たちとも話す。
この場所を大切にしている人たちがいる事を、モトクロス愛好家の方々は想像してみて欲しい。


で、今日もふかふかの落葉の林の中にゴミをつまみに入ったら、足もとにミヤマウズラが一株だけ生えていた。去年の9月に花を見た場所とは違って、湿度も余りなさそうなのだが。
白い模様がきれいに入っている。「がんばれ!」のエールを込めてシャッターをきった。