よこぐらのき(横倉の木)

ヨコグラノキの実

  • ヨコグラノキ

クロウメモドキ
和名は高知県の横倉山で初めて発見されたことによる。
絶滅危惧種に指定されている県が多い。


暑さをものともせず(?)植物観察会へ。山の中も蒸し暑かった。
覚えきれないほどの木や草を教わったが、今日の一番はオレンジ色に輝く実をびっしりつけたヨコグラノキだった。今年は実が沢山ついているとのこと。
向かいの山と川の流れをバックにすっくと立って枝を広げ、見事に実をつけた姿からは孤高の誇りと力強さを感じ、しばし圧倒された。


2月に来た時は冬の樹木で幹と枝だけ見て帰った。六月に花を見に来たお仲間から黄緑色の花がびっしり咲いた写真を頂いた。
今日、葉を見た瞬間「イソノキに似ている。」と思ったら、やはり科が同じとのこと。
葉のつき方もよく似ている。

少しずつ増えているのか、道の傍の石崖の間から伸びている小さな木が何本かあった。
実がいっぱいのこの木もいつまでも元気でいて欲しいし、小さな木も育って欲しい。