らしょうもんかずら(羅生門蔓)

ラショウモンカズラ

  • シソ科

山の木陰に生える多年草。高さ15〜30cm。

花の形を、京都の羅生門で武士の渡辺綱が切り落とした鬼女の腕に見立てたことからの名。
花の終わる頃から蔓状の枝を伸ばす。
六甲山系にも自生するが、数が少ない。 〔神戸森林植物園のガイドさんの話より〕


近づくと良い香りが漂っているし、色もきれいだし。
どう見ても名の由来のようには見えない。植物の命名には感心することが多いのだが、この花の場合は納得できない。縦横斜めとしげしげと見ても、木漏れ日を浴びて咲く様子は黄緑色の葉と紫色の花が元気いっぱいに見える。
私に見えていないものがあるのだろうか。まあ、気長に、何度も眺めて見ることにしよう。

上野動物園ジャイアントパンダのリンリンが死亡。
私は暑さにばてそうな一日だった。