くり(栗)の冬芽

クリの冬芽

  • クリ

ブナ科


夕方の気象情報で、「今日は春霞の一日でした。」と言っていた。
向かいの山は一日中白くかすんでいた。黄砂とも違う色具合だし、花粉だろうかと近所の人たちと話した。近所の誰もが、洗濯物を外に干さなかった。
私の中で「春霞」と言う言葉に対するイメージが変わってしまった。
もっと優雅に暮らしたいと思うのに、近年いろんなことに対しても、疑り深くなっていけない。


山に入って、スギの雄花を見たがまだ開いていなかった。
枯葉をつけたクリの木が、陽に照っていた。冬芽もクリの実とよく似た色形をしていて、ころんと可愛らしい。