ゆきわりいちげ(雪割一華)

ユキワリイチゲ

キンポウゲ科
高さ10〜35cmの小形の多年草。雑木林や竹林の林縁、林床の肥えた湿っぽい場所に生える。
初冬に新葉を出して冬を越し、早春に花が咲く。



神戸市立森林植物園の「樹木観察と健康茶をつくろう」というイベントに参加した。
まず、会議室で神戸薬科大学の先生の講義を聴いた後、薬樹園に移動し、実際の樹木を見ながら話を聴いた。薬樹園の木はまだ冬芽状態で、梅の蕾がやっと膨らんでいた。
ど素人の私には、もう少し葉が開いた頃の方がわかりやすいと思った。レジメももらってメモもとったので、また見に来よう。


会議室に戻って、いろいろな薬草茶をいただいた。アマチャが、とびきり甘いのにさっぱりしていておいしかった。発酵させて揉むのがこつらしい。アジサイ祭りの頃にでも、作りかたの詳しい講習を企画してもいいなという事だった。
2時間ほどで、いい勉強をさせていただいて感謝。
10種類以上試飲した中で、私が一番気に入ったクマザサ茶が残っていたので、熱々をカップに入れてもらって外に出て、一緒に参加した方とおしゃべりしながら弁当を食べた。


ユキワリイチゲは弁当を食べたすぐ横に見えた。10時過ぎに来た時はまだ閉じていたのに、陽を受けて可憐な花が開いていた。周りにはフクジュソウ、セツブンソウ、オウレンなど、キンポウゲ科の花が咲いて、春近しと嬉しくなった。