とうげしば(峠芝)

トウゲシバ

  • トウゲシバ

ヒカゲノカズラ科
高さ10〜20cmの小形の常緑多年草。腐植の多い山地に生える。



朝から気温が高く、春の陽気が感じられる日和になったので、近くのハイキングコースを歩いた。
2〜3人連れや、単独や、どの人も嬉しそうな明るい顔で「こんにちは。」の声も心なしか大きい。
このコースにはきれいな杉林があって、狭い谷と雑木林の狭い尾根道を歩いてきたハイカーの目をダイナミックに楽しませてくれる。


杉林の中の道端に、トウゲシバの群生があった。
以前、近くの山のふかふかの葉っぱの下に見つけた時は、何の花だろう?と思っていた。茎についた薄黄色の物がやがて開き、「気もち悪〜これは花ではなさそうだ」と見当つけて調べたら、子供向けの図鑑に載っていた。
杉林の峠を抜けた所には、2m四方位の群生があり、鮮やかな緑がきれいで、気もち悪〜などと思ったことはすっかり吹っ飛んでへばりついて写真を撮った。

  • 胞子嚢のついたトウゲシバ



名古屋国際女子マラソンを見なければと急ぎ足で帰って、テレビのスイッチを入れたとたんに「高橋遅れました。まだ10キロ手前で、遅れました。」の声が耳に飛び込んだ。