たけにぐさ  白い花群が高々と

タケニグサ

  • タケニグサ(別名:チャンパギク、ササヤキグサ)

ケシ科
高さ1〜2.5mの大形多年草。山の中のくずれ地、木の切りあと地、道ばたに生育する。
葉や茎を切ると出る乳液はプロトピンなどのアルカロイドを含み有毒で、害虫の駆除に用いられる。
名前の由来は諸説あり、茎がタケに似て中空だというのがその一つ。
ベトナムから渡来し、葉がキクに似ていることからチャンパギクとよぶが、在来種なので事実ではない。
また、果実が平たい鞘になってぶら下がり、風にゆれてサヤサヤ鳴るのでササヤキグサともいう。



久しぶりに太陽が出たので少し遠出した。雨続きだったのと、夏風邪をひいてごろごろしていたのとでしばらくご無沙汰していたら、草花の様子も変わっていた。夏の花は変化が早い。
タケニグサの白色が辺りを睥睨するように高々と咲いていた。
山の中の池から水が流れ出ている谷川に沿って、雪崩落ちるように白い花が連なっている。
有毒植物と聞いているので近寄らないようにしていたけど、よく見ればなかなか面白い花なのでとってみた。

  • ヒトモアルケバ○○ニアタル


猪の足跡が沢山ありました。右上の小さいのは瓜坊のもの(多分)。「この辺りに住まいがあるらしい」というのが瓜坊を見た近所の人の話です。