さぎそう(鷺草)湿地に白く羽ばたく

サギソウ

  • サギソウ

ラン科
高さ15〜40cmの多年草
シイ・カシ帯とブナ帯の日あたりの良い湿原、湿地に生える。
花冠が、飛んでいる白鷺のように見えることから名がついた。
園芸用としても人気があり、鉢植えや水盆に植えて鑑賞される。



自然の中のサギソウを見たいと思っていた。
今日、念願がかなって、山の会の人たちに連れて行ってもらった。
途中の登りでへばってしまい、皆さんにご迷惑をかけると思い「ここで失礼したい。」と言ったのだが、
木陰に座らせてもらい、塩と黒砂糖をわけて頂き、行動食と水分の量のアドバイスをもらいながらSOYJOYをかじり、はては、「リュックを持つ。もう少しだから一緒に行こう。」と励まされた。
お陰様で元気が出て、サギソウの咲く場所に行き着けて感謝感謝。
以前は一面のサギソウだったらしいが、年々少なくなっているとのこと。盗掘も多いので、場所もあまり広めないほうが良いらしい。
静かで広やかな遠景には、いろいろな水草の緑に混じって白い花が点々と見えた。
手前にとびとびにかたまって咲いている花を「踏むなよー」と声をかけられながら、少し撮った。
サギソウ以外にも珍しい花があったが、私のせいで到着が遅くなり時間がなくて残念だった。
体力をつけて、もう一度でも行きたいと思うのだが…。
今日のグループの人たちには、いろいろなことを沢山教えていただいた。