いなかぎく（田舎菊）晩秋の白花
- イナカギク
キク科シオン属
高さ45〜75cmの多年草。日当たりの良い山地に自生する。
今年最後の「秋晴れ」とか。明日は立冬だから「秋」は今日までと、今朝、天気予報士の天達さんが言っていた。
朝から雲ひとつない青空。午後、近くの山へ。
南向きの山裾のイナカギクの白色が爽やかだ。たまにハイカーが通るだけの山道の花の色は、冴えている。
野菊の類の見分けは、私にとって難しい。山野草の講座で教えていただいたが、いまいち分からない。自然の中で、「あいのこ」というものもたくましく自生しているのではなかろうかと思ったりする。以前、山で会ったおじさんは「花の名前なんか知らん。きれいやから撮るんや。」と楽しそうだった。
ん〜。そういう境地にもなれないし…。
まあ、きれいな花と出合える喜びを第一に、よたよたと勉強するとしよう。
