第1回神鉄ハイク 「東ノ峰コース」(北神急行共催)

今日のハイキングは「南北朝合戦の一城塞”東ノ峰”を訪ねて」ということで、谷上駅に10時集合。
〔東ノ峰〕は、地元では〔城山〕とよんでいる。
注意事項を聞いて10:04に出発。


谷上の村に入り、山に向かっていきなりの急坂。

コシダの生え茂った道を通り抜けて20分足らずで少し見晴らしの良い所へ出た。赤い旗を背にはためかせている係りの方が「あのとがっているのが城山です。今から下ってまた登ります。標高は516mです。」と説明してくれた。左手には山田の里が一望できた。

去年一緒に同じコースに参加した高所恐怖症の連れ合いは、この崩落地が怖くて今日は参加しなかった。去年はここを左に見ながら通った道も崩れ落ちていて、右側の山に迂回路が出来ていた。

山に入ってから一時間足らずで頂上に到着。頂上は10人もいれば狭く感じるほどで、木も茂って見晴らしもあまりよくない。すぐ近くに「ここで修行していた役行者」のものといわれる小さな石像がある。
頂上から10分ほどの急坂を降りるとここからはゆるやかな道になり、木に貼り付けられた赤いシールを頼りにみんなマイペースで歩いた。頂上から〔柏尾谷池〕まで私は40分かかった。池のほとりで昼食。

〔柏尾谷池〕の堰堤では野焼をしていた。野焼は初めてとのこと。木は全部切られのっぺらぼうになった。
いろいろな植物があったのに。この夏はどうなるのだろうか。汗を流して働いている人を見たら複雑な気持ちになった。
池から南に道をとって山道を歩き、兵庫カンツリーの舗装道路に出てすぐに〔太陽と緑の道〕の南側の山道に入る様指示シールが貼られていた。この道は、急な下りがあるうえ、途中で〔太陽と緑の道〕と合流することを知っているので〔太陽と緑の道〕のほうに入り、満開のクロモジなど眺めながらゆっくり歩いた。

〔天下辻〕に13:25に到着。そこで思いもかけず参加シールをもらったので、ゴールの〔大池聖天〕まで行かないで引き返し家に帰った。
地理をよく知っている地元だったので、痛めている脚に負担のかかりそうな箇所は避けて歩けたし、シールもゲットできたし、山道ばかり歩けたし、気候も良かったし、満足のハイキングでした。
電車には片道しか乗らなくて、神鉄さんごめんなさい。企画、案内、感謝します。
歩数18,719歩。
今度図書館に行って〔城山〕の歴史を調べてみよう。