せんぼんやり(千本槍)

センボンヤリ

キク科
日当たりの良い草原、丘陵、山地に生える多年草。春と秋とで、異なる花をつける。
春は高さ10cmほど、頭花は径1.5cmくらいで表は白、裏は紫色を帯びている。
秋は高さ30〜60cm、閉鎖花をつける。この閉鎖花が槍の穂先のような形になり、地面から何本も出る様子からの名。



昨日の再度公園で、「出発5分前です。集合してください。」との声で集合場所に急いでいて、ふと足元の白い花に気がついた。
舗装道路の脇の硬い地面に一本ぽつんと咲いていた。枯れた長い茎を見てぴんと来た。本で見たことのあるセンボンヤリだ。写しておきたい。大急ぎでかしゃかしゃと撮った。
出発の合図の笛がぴーっと鳴って、池の北の方へ移動が始まった。置いて行かれては大変だ。
よくさがせば他にも生えていたかもしれないが、一瞬の出合いの一本に満足。
秋の様子にも出合いたい。どこかでまた。

今日は日陰でも20度を越える暖かさだった。裏山に入ったら木々の新芽が顔を出し、いろいろな緑色がかがやいていた。スミレも何種類か咲いていた。上を見たり下を見たり忙しい。
くたびれているのか体が重く感じられた。5200歩。