からすのごま(烏の胡麻)

カラスノゴマ

シナノキ
高さ40〜100cmの一年草。荒地や道ばたに生える。
種子の色や形が胡麻に似ていることからの名。



「六甲山自然案内人の会」*1の自然観察会にビジターとして参加させてもらった。
朝まで降っていた雨は、駅に着いた頃にはあがって時折は日も射し蒸し暑くなった。
何気なく通っている道端の草むらは、「草むら」ではなく、一つ一つが名前を持った植物の集まりなのだということを、しっかり認識させていただけた。


知識豊富でありながらメモ帳やカメラを手に、情報を交換しながら熱心に観察される姿勢に感心した。
それに、なによりみんな楽しそうで冗談も飛び交い、聞いているだけでも楽しかった。
「ブログ書いてる人、ブログネタ仕入れよ〜。」ということで私も遠慮がちに写真を撮った。
雨にぬれたカラスノゴマに日が射してきれいだった。


キツネノマゴを見たすぐ後だったので、「きつねのごま」などと言い間違える人もいて、まわりの皆で大笑いをした。
自然体の、感じのいい人ばかりのグループで、楽しい時間を過ごさせていただいて、感謝の一日でした。
帰り道の山裾のハギがきれいでした。