やまらっきょう(山辣韮)

ヤマラッキョウの花

ユリ科ネギ属
草丈30〜60cmの多年草。本州中部以西、四国、九州の山地の草原に生える。
ラッキョウに似ているが、食用にはしない。


ヤマラッキョウは、9月に金棒池の草原で沢山の蕾を目にした。10月に花が咲いたらきれいだから見に来たらいいと言われていたが行く機会もなく、今日森林植物園の草原で思いもかけず出合えた。
草むらの中に紫桃色の花が目立つ。昨年の11月にアップした鳥取砂丘ラッキョウの花とよく似た色と形だが、ヤマラッキョウの方が葉が地際にちんまりと生え、茎や花もひきしまっている。

神戸市立森林植物園での植物観察会に参加した。今日はドングリの観察が中心だった。
道路や山道に落ちているドングリを見かけるたび、いろいろな形があるな〜とは思っていたが、実のつき方やお皿(殻斗・かくと)の模様、葉の形などそれぞれ違っていることを実物を見ながら教えていただき、違いがよくわかった。
これからはドングリを拾ったり、持ち帰って観察したりする楽しみが増えそうだ。