どくだみ 生薬名<十薬 じゅうやく>と呼ばれるすぐれもの

ドクダミ

ドクダミ
高さ20〜50cmの中形の多年草で、地下に長い根茎を出して這うようにして繁茂する。
茎の上部から花穂を出して、淡黄色の小花を穂状に沢山つける。
白い花びらに見えるのは総包片で、花びらは無い。
全草に独特の臭気がある。
古くから漢方薬や民間薬として利用される。



庭にドクダミが生えている。というより生やしている。
ツバキやウメの木の下に、他の花と混じり合って元気に茂る。
昨日、今年二回目の収穫をした。
雨の予報に思案したが、混み合いすぎて一緒に生えているシュウカイドウに病気が出そうなので、晴れが一日続くことを祈って抜いた。
花をめやすに茎の下の方を持ってグイと引き抜く。
臭気を嫌う人もあるが私は好きなので、香りに包まれてする作業は楽しい。
9日に抜いたときより茎もだいぶ充実している。根っこごときれいに洗って干した。
太陽が照りつけて、シメシメと喜んだのは午前中だけ。意外と早い時刻から曇ってきた。


今日は一日中降ったりやんだりの天候。
家の中に取り込んで、扇風機の風を当てっぱなしにしている。
明日は太陽が出てくれないかなあ。
パリパリに乾かしたドクダミを一つかみにハブソウの実を加えて、煮立ててお茶にします。
夏の健康の元。