むらさきしきぶ(紫式部)花も優雅な薄紫色

ムラサキシキブ

クマツヅラ科
高さ2mくらいの落葉低木。
秋深まって葉の落ちた後の果実の美しさを、源氏物語の作者の名前にかけて名づけられた。
幹は真っすぐ伸びてしかも強いので、道具の柄、杖、はし等に利用される。

久しぶりに雨が降らない一日だった。
梅雨の晴れ間は忙しい。
近くの山裾の日当たりの良い斜面に咲いている。
木や草や笹やらワサワサに生え茂っている中で、たくましく伸びる木に小さな上品な薄紫色の花。このアンバランスが山の木らしくて好ましい。