さるすべり(猿滑り) 夏の間鮮やかに咲き続ける

神戸市立森林植物園のサルスベリ

ミソハギ
中国原産の落葉小高木。
木肌がつるつるしていて、猿でも滑り落ちるということよりサルスベリの名がついた。
花は7〜9月、次々と咲きとおすことより、ヒャクジツコウとも呼ばれる。
古くから、神社や民家の庭に植えられる。


25年ほども前に、3色の小さなサルスベリが寄せ植え風に植えられた鉢を買った。
そのうち、紫色の1本が枯れて、ピンクの濃淡の2本が大きくなって、鉢が狭そうになった。
わい性と思って買ったけど、まあ試しにと庭に植えたらぐんぐん大きくなって今3mくらい。
7月に咲いた花がらを切ったら、今2回目の花が咲いている。
花が終わり紅葉も終わったら枝を刈り込み、冬に寒肥を入れると、春に新芽が長く伸びて花をつける。季節ごとの木の表情が分かり易いところも、気に入っている。
縮れてふわふわと優しげな花びらが、夏の太陽に輝いているのを見ると元気が出る。
昨日の神戸市立森林植物園には10mもありそうな大きな木に、いっぱいの花が咲いて見事だった。
我が家のサルスベリ 2枚↓