あおみず(青ミズ)おいしそうな緑色

アオミズ

  • アオミズ

イラクサ
高さ30〜50cmの一年草。林の日陰に自生する。
若い茎や葉を食用にする。


細い沢の縁の湿地に群生している。緑がたっぷりで柔らかい葉はおいしそうに見えるが食べたことがない。
明治生まれの義母は元気もので、数年前までは私が好きだからというので「ミズナ」を送ってくれていた。持ち山の谷川沿いに生えていて、きれいな水たっぷりで育った山菜だといっていた。葉はこのアオミズに似ているのだが茎が赤みを帯びていてその赤みは地際にいくほど濃い。
油で炒めて、醤油とみりんでシンプルに調理すると独特の歯ざわりと風味があって忘れられない味だ。
アオミズを見るたびに思い出して、混じって生えていないだろうかと茎の色を目印に探すけど見つからない。アオミズは、本には食用と書いてあるけど食べてみる勇気がないし。