つるむらさき(蔓紫)ビタミン、ミネラルたっぷりの夏野菜

ツルムラサキ

ツルムラサキ科
熱帯アジア原産。若い茎葉を食べる野菜として、熱帯全域および温帯暖地で古くから栽培されている。害虫、病気は殆んど見られず栽培しやすいため、露地や鉢に植えて観賞用に、フェンスなどに絡ませて日よけとしても利用される。
赤茎種と青茎種がある。


いろいろな料理にしてみたが、私はどうもツルムラサキ単独の料理はあまり好みでは無い。
初めは赤茎を作っていたが、青茎の方がくせが少ないと薦められて、近年ずっと青茎種を作っている。それでもやはりぬめりが苦手だ。友人はこのぬめりが良いと言う。好みは人それぞれ。
毎朝のだし捲き卵に刻んで入れたり、炒め物に加えたりすると無理なく食べられ、栄養を摂った気分になる。
友人は「地植えして肥料と水をたっぷりやると、団扇みたいな大きさになりふっくらした葉になる。」と言うが、我が家は団扇にならなくても良いからと、プランターに植えている。
元肥を入れ、毎日ちょこちょこと収穫し、水をたっぷりやり、時々化成肥料をパラパラと入れる。
霜が降りるまで収穫し続け、黒っぽくなった実を来年のために採取する。
今花盛り。穏やかな色彩が夏の疲れを癒してくれる。