いぬつげ(犬黄楊)の実

イヌツゲの実

  • イヌツゲ

モチノキ科
高さ1〜3mの常緑低木。雌雄異株。
山地の林縁や岩場などに生える。庭木や盆栽などによく利用される。
ツゲに似ていてあまり役に立たないということからの名。しかし、材はツゲの代用として櫛などに利用される。



寒くなった。午後は雲も出て、冷たい風も吹き出したがちょこっと山へ。
木々を吹き渡る風の音が不気味なので引き返そうかと思っているところへ、顔見知りの方がニコニコしながら「奥まで行ってきますわ。」と追い越された。なんだか心強くなって、そうなると風の音も心地よく響き、落ち葉を浴びながらゆっくり歩いた。
風の強いこんな日は、写真が撮りにくい。
背丈ほどのイヌツゲは、枝もかっちりとして葉も小さいので風をあまり受けず、黒い実がきれいに撮れた。