やつで(八手)

ヤツデ

  • ヤツデ(別名:テングノハウチワ)

ウコギ科
高さ2〜3mの常緑低木。暖地の海岸近くの林に自生する。
邪鬼の侵入を防ぐ呪力があるものと信じられ、昔から庭植え、鉢植えにされた。
斑入りや葉変わりの園芸品種がある。
葉の切れ込みの多いことからの名で、径20〜40cmの大きな葉は7〜11深裂する。
干した葉を入浴剤として、リウマチに用いる。



26日に、友人4人でちょっぴり張り込んだ昼食会をした。元気印友人お気に入りの「おもしろ創作料理」と名打った和食店。「創作」だから懐石料理とは180度違う、言ってみれば「ごたまぜ料理」。何回か行っている店だが、ソバ、ヤマイモの食物アレルギーがある私は、この手の料理は苦手だ。用心して食べたつもりが、食後一時間も経たない内に腹がぐるぐるぽちゃぽちゃ鳴りだした。
翌日早々病院で点滴をうけ、昨日まで逼塞している内に12月に入っていた。
昨日から元気も出て、今日は久しぶりに山へ。痛めている左足がふらついた。
広葉樹はまだ赤や黄色の葉をつけていて、風のたびに頭上に舞い落ちる。
『こんなささやかな幸せ気分の一日一日を過ごすためには、自分の身体の声にもう少し本気で耳を傾け、動物的本能を研ぎ澄まさねば…』などと、お気に入りの場所でお茶を飲みながら反省したのだが…。
山裾に生えているヤツデが花盛り。紅葉を見た目に、柔らかな白色が優しい。