ひし(菱)

ヒシ

  • ヒシ

ヒシ科
池、沼、溜池などに生える一年草。夏〜秋に花を咲かせる。果実は食用になり、滋養強壮、消化不良、健胃の薬効がある。


昨夜のほんの少しの雨でも、今日の暑さは少し和らいだ。気持ちもホッとし、夏の写真の整理などした。
先日の灘浜サイエンススクエアのヒシの写真を見て、「やはり望遠のきくカメラが欲しいかな」と思う。
機械物には弱いからカメラに凝る気はないし、観察は望遠鏡で出来るしと考えるけど、長ーい茎と広がった菱形の葉の真ん中にちょこんと可愛らしく咲いた花が撮れないのは残念だ。白い花の花弁は4枚、径1cmほど。ヒシの花は今回初めて見た。


中学生の頃、仲良しの友達が学校でヒシの実をくれた。校庭の隅で、初めて見るヒシの実の食べ方を教えてもらい、二人並んで尖った殻をむいた。中身はほくほく美味しかった。
多分、美味しいと言ったのだろう。翌日沢山持って来てくれて、喜んで家に持って帰った。
祖母が「ヒシの実の採取は大変だからこれ以上頂いてはいけない。よくお礼を言うように。」と言った。


夏の終りは、いろいろな事を思い出す。