ふんわり優しいもも色 桃色昼咲月見草（ももいろひるざきつきみそう）
何年か前、母に「昼咲月見草の株を持って帰る。」と言ったらとても喜んだ。
ところが、実物を前に変な顔をしているので聞くと「本当の月見草は白花だ。」と言う。
「モモイロ」の言葉をはしょったのがいけなかったらしい。何事にもこだわりの強いたちなので「ヤレヤレ…」という気分で花壇の隅っこに植えて帰った。
今ではすっかりお気に入りになって、親戚中、近所中に広め、広い花壇の縁にズラリと咲かせて「みんなに見てもらう。」と悦にいっている。
夢見るような優しい桃色が次々と開いて、長い間咲き続けてくれます。
庭のなかで、乾燥する場所に植えるとよく育ちます。
花が終わったら茎を根元から切りますが、数株を種が落ちるまで放っておくと新しい株が増えてきます。
