しちだんか(七段花) 幻の名花

シチダンカ

ドイツの医師シーボルト(1823〜1828年日本滞在)が本国に送った植物画をもとに編纂された「日本植物誌」に載っていたが、その後昭和30年代に神戸の六甲山で発見されるまで行方不明だったため「幻の…」といわれた。現在では全国に広まっている。

ユキノシタアジサイ

今日から6月。予報では晴れて暑くなると言っていたのに、曇りがちで気温もあがらず朝夕は肌寒かった。
6月といえばあじさい、と、庭の中で一番早いシチダンカをじっくり見ると、ブルーがかったほうはもう終わりに近い。ピンクの方が満開ちょっと過ぎというところ。(花に見えるのは八重のがく片)
20年近く前、お茶の先生から頂いた時には澄んだ薄青色だった。
地植えしていたが、元気な宿根草達に負かされそうになったので、鉢植えにしてみた。
二鉢に植えたら一鉢はすっかりピンクになってしまった。
ピンクもこれはこれでいいのだけれど、やはり涼しそうな元の色がほしい。
元の地に下ろしてみようかと去年から思案して、いまだに実行していない。
みょうばんを与えると良いと教えてくれた人もいる。
去年、森林植物園のあじさい見学に行った時、ボランティアガイドの方に「ピンクになってしまって」と話したら「うちもです」と写真まで見せられた。それもあって、素人が変にいじって花色が濁るのもなぁと、余計思案が続いている。