あじさい(紫陽花) いろいろな変化を見せて

エゾアジサイ

神戸市立森林植物園では今、あじさい関連のさまざまな催しが開かれている。
今日は、昨日申し込みをしていた「あじさいなんでも講座」に参加した。
午前中、あじさいの歴史から始まって分類、分布、花のつくりや形、栽培方法等をまとめた資料を頂き講義を受けた。
新品種の育種の話まで聞いた。
午後は、普段入れない保存園での観察。ここに入りたくて講座に参加したようなもの。
和洋多くの種類のアジサイを見ながら、丁寧に説明していただいた。
熱心な参加者は、大学ノートにせっせとメモを取り写真を撮り忙しそうだった。
珍しいアジサイが多くて、説明も私には難しくて頭が混乱してきた。
ツルアジサイやイワガラミを間近で見られたのは嬉しかったけど、さまざまな色や形のアジサイはどれも個性があってきれいで、途中から、一つ一つの名前なんかどうでもいいやという気分になってきた。
今日の一番の気に入りは、ブルーのエゾアジサイ
エゾアジサイは寒さに弱いのだそうで、いろいろな品種のエゾアジサイがハウスの中で育てられていた。冬は雪の布団で保温されるので、雪のない所の寒さには弱いらしい。豪雪にも折れないように枝が細くしなやかなことと、飾り花の真ん中が白いのが特徴とか。
ブルーのアジサイは日本では好まれるが、外国では赤花の方が人気があるとのこと。
ガクアジサイの変種の「土佐の涼風」は講師の先生は「このままではちょっと淋しい。」とのコメントだが、茶花によさそうなので名前を覚えてきた。
お勉強はタメになったけど、いささか草臥れた。
帰りの電車で、一緒に参加していた人と乗り合わせた。毎年何度も参加されるらしい。
「今日の先生はリキが入っていて、時間が長くなったけど充実していて良かった。」とのこと。
私もこんな感想が言える日が来るのだろうか。なんか無理っぽいような…。

  • 土佐の涼風 ↓