おおぼうしばな(大帽子花)早朝に冴えた青色

オオボウシバナ

  • オオボウシバナ(別名:ツキクサ、アオバナ)

ツユクサ
道端などに普通に見られるツユクサの大形変種。
径4cmほどの花は、午前中だけ開き午後にはしぼむ。
ツユクサの花の色素は、水に浸すと色が消える性質があるため、花びらの色を紙に染ませた青花紙が友禅染などの下絵を描くのに使われた。


去年、近所の方から小さな苗を頂いた。
その方はアジサイが好きで、数十種類のアジサイを栽培していられる。一昨年のこと、旅行先でかねてから欲しかった種類を見つけたので購入して帰ったら、その鉢からこのオオボウシバナが芽を出し、大きな花を咲かせ、種がいっぱいついてそのこぼれダネから沢山の芽が出たとのこと。
去年、ウチの庭で高さ1m近くにもなり沢山の花を咲かせた。
日陰めの所に植えたら、午前中いっぱいは冴えた青色がすばらしい。
しかし、私は、庭にはびこらすにはツユクサの方が風情があって好ましいと思ったので、今年はオオボウシバナは鉢植えにした。
鉢でも立派な花が毎朝咲いて、その青色は、今日一日をすがすがしい気分でスタートさせてくれる。