ふいりみずひき(斑入り水引) 夏の庭で涼しげな葉

斑入りミズヒキ

  • フイリミズヒキ

タデ科
ミズヒキは日本各地に自生している多年草
草丈は40〜80cmで、花序は30cmくらいになる。穂状につくガクの色が上部が赤、下部が白であることから祝儀袋の水引に見立てられて名がついた。
フイリミズヒキはミズヒキの園芸品種で、やや日陰の所でよく育つ。


何年も前に、ご近所さんから一株頂いた。こぼれダネでよく生えるが、日あたりの良い所より少し日陰めの所に生えた株の方が元気で、斑の色も鮮やかだ。かといって、あまりに日かげだとひょろひょろになって、元来ミズヒキの持つ力強さに欠ける。
我が家の庭では、数年前から梅の樹の下の南側で、植えっぱなしのサガギクと混じり合って生えている株が、一番居心地がよさそうだ。
今日のような台風の後の雨上がりなど、とりわけ色が冴える。
隣で咲くキバナコスモスやシュウカイドウの色を引き立てて、庭を爽やかに明るくしてくれるのも嬉しい。

  • 花  2007年9月23日撮影