せんにちこう(千日紅)夏を通して咲き続ける

センニチコウ

ヒユ科
熱帯アメリカ原産の一年草で、日本へは江戸時代前期に渡来していたとされる。
高さ50cmくらいでよく分枝し、枝先に小花が集まった直径2cmあまりの花穂をつける。花色は赤紫、桃、白など。
切花にもされるが、ドライフラワーとして利用されることが多い。



センニチコウは私の中では「盆花」のイメージが強い。盆の間仏壇の前に飾るためにオガラで作る精霊棚に飾りつけたり、墓の花立に入れたりする花には必ずこのセンニチコウが入っている。
紫紅の色がいつまだも鮮やかなのが良いのかもしれない。
以前、花屋の店先でいろいろな色に染められたセンニチコウドライフラワーを目にした。洋風にセンスよく使えばおもしろいだろうと思って見たけど、私にはなんだかピンとこなかった。


近所の園芸上手の方の道沿いの花壇に、今花盛り。
今日は蒸し暑かったせいか、赤白二色のキッパリした対比が心地よかった。